Scientific System研究会Home 科学技術計算分科会 〜2003年度 活動計画〜
科学技術計算分科会TOPに戻る

 
(1) 活動方針
近年、科学技術計算分野のコンピュータ技術は、言うまでもなく急速な進展を遂げており、利用者の期待も高まるところである。会員機関でも、従来のベクトル並列機,汎用機等のシステムに加え、大規模スカラ並列機,PCクラスタといった最新システムの導入例が多く見られ、その傾向は今後さらに拡大されると思われる。
本分科会では、会員機関が必要とするであろう、これらの多様化した環境における利用技術、特に可視化技術の最新動向と最新のサーバについて、その運用,性能の両面から議論を深め、現状の問題解決と将来の方向性について検討する。

(2) 活動内容

  □第1回:「変わりゆく可視化技術」

並列化技術の適用により、大規模な可視化や、高度な可視化(VR,立体視等)が実現されつつある。また、これらをPCクラスタを利用して比較的安価に行う試みも行われている。第1回会合ではこれら最新の可視化技術の動向をメインテーマとして、同時に最新のスカラサーバの状況について議論する企画を検討する。

<発表候補>
  1. 可視化チュートリアル (分散可視化を含む)
  2. クラスタ版AVS
  3. 富士通製品紹介:Vislink (会員事例含む)
  4. HPC2500のその後
    1. 会員事例(性能報告)
    2. 富士通からの補足
  □第2回:「HPC2500特集」

会員間で導入が進みつつあるスカラ計算機について、各社の最新のMPU、システムの動向から、PRIMEPOWER HPC2500の実性能まで、幅広くかつ錫質的な議論を行える企画を検討する。

<発表候補>
  1. マイクロプロセッサの動向(他社比較)
  2. HPC2500性能(会員事例:2件)
  3. 分科会懇談会
    テーマ:「本音でしゃべるグリッド」(コーディネータ:姫野企画委員)
(3) 進め方
開催回数:
  • 年2回
  • 開催日時と開催場所:
  • 第1回会合 : 8月22日(金) 東京地区
  • 第2回会合 : 10月31日(金) 未定 (合同分科会の分科会セッション)

  • 以 上

    科学技術計算分科会TOPに戻る
    Home