Scientific System研究会Home 科学技術計算分科会 〜2001年度 活動計画〜
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(1) 活動方針
 会員機関ではこれまでのベクトル並列機、汎用サーバなどのシステムに加え、大規模スカラ並列機、PCクラスタといった新しい種類のサーバの導入も始まっており、計算機の効率的な利用に向け、適用分野、利用技術の検討が必要になってきている。
 これらを背景に、本分科会では、科学技術分野における計算機の適用分野、利用技術について原点に立ち戻り、広い視野でその最新動向について情報交換を行うとともに、現状の問題点の検討とその将来性について議論を深めていきたい。


(2) 活動内容
□第1回:「計算科学の最新動向」

 今後の計算機の適用分野・利用技術の検討を行う上で、計算科学の観点から、現在注目を集めているバイオ分野での利用、最新の可視化技術を取り上げるとともに、いくつかの最新のアプリケーション適用事例を紹介する。
 また新しい計算機の例として会員間の関心も高いPCクラスタについて富士通の取り組みを紹介するとともに、利用事例を取り上げ議論を深めたい。

<発表候補>
  • 最新の計算機適用事例
    ・バイオインフォマティック
  • 最新の可視化技術事例
  • ベクトル並列機適用事例
    ・建築分野での適用
    ・気象・気候分野への適用
  • PCクラスタ最新動向紹介
    ・富士通の取り組み紹介(クラスタ+言語)
    ・会員事例紹介


□第2回:「パラレルコンピューティングの現状と今後」

 スカラ並列機、PCクラスタの効率的な利用に向けては、これまでのベクトル並列機利用技術とは異なるスカラ最適化技術、スカラ並列技術が重要となる。
 ここでは、スカラ並列機/PCクラスタの利用事例、スカラ並列技術WGにおける検討結果の報告、最新の支援環境の報告を踏まえ、これらの新技術について議論を深めたい。

<発表候補>
  • スカラ並列機性能事例
  • スカラ並列技術WG報告
  • 大規模PCクラスタ構築経験報告
  • 最新のスカラ並列機に関する製品紹介


(3) 進め方
開催回数:
  • 年2回
  • 開催日時と開催場所:
  • 第1回会合 : 8月 3日(金) 東京地区 (システム技術と連続開催)
  • 第2回会合 : 10月31日(水) 神戸地区 (合同分科会)

  • 以 上

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