(2/10)2. 設計更新の経緯と効果
計算機の利用形態はVPP500/7の運用経験から把握できている。しかし、運用初年度はプログラムの高速計算手法の多様化、演算性能・メモリ容量の飛躍的な向上により新しい計算を模索する期間でもあり、時間の経過とともに利用形態が変化すると推測される。
計算機センタとしては、この変化を迅速に捉え、約3ヶ月に1度のサイクルで設計を見直し、現在に至るまで高い利用効率を実現している(図1 , 図2.)。
図1. ジョブ件数と稼動率
図2.ジョブの平均ターンアラウンド時間