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科学技術計算分科会 平成11年度活動計画


会合:年2回開催 1.検討の背景

新世代のベクトル機の登場によりベクトル機を中心とした大規模な計算インフラが整いつつあるが、利用技術面から見た環境はまだ十分とは言えず継続した検討が必要である。
また、科学技術計算分野への大規模なスカラーサーバ機の適用が急速に拡大しているが、ベクトル機にも増して利用技術面からの検討は十分でないのが現状である。
2.検討方針
ベクトル機。スカラサーバ機とも会員からの大規模計算環境の運用 /利用事例報告等を通して現状の利用技術面の課題を認識するとともに、新世代のベクトル機、新スカラサーバ機の提供する環境について検討を行う。
また、報告にあたっては、デモ等を通じた分かりやすい報告により参加者の理解を深めるよう配慮し、具体的な事例の選定、最新の製品情報の提供により活発な議論を期待している。
なお、本分科会については、LS研の会員の参加も検討する。
3.検討内容
  1. 第1回:VPPシステムにおける先進の運用管理と開発環境

    • 会員からのVPPの運用・利用事例報告
      • VPP の大規模システムの運用
      • VPP800の利用状況報告

    • 会員からのベクトル機の並列化事例報告
      • アプリの並列化事例報告

     
    • VPP5000報告 (富士通)
      • ハード、ソフト、特に運用新機能、開発環境の報告      

  2. 第2回:大規模スカラサーバによるHigh Performance Computing環境の実現

    • 会員からのスカラサーバ機の運用報告
      • 大規模スカラ機の運用/ 利用事例報告

    • 新スカラーサーバ機報告( 富士通)
      • 新スカラサーバ概要報告( 機能、性能、運用、MPU 詳細)
      • スカラサーバによるHPC 環境実現にむけて      

以上

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