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開催趣旨


企画委員:金澤 正憲(京都大学大型計算機センター)

 今年度より科学技術計算分科会のまとめ役を担当することになりました金澤です。まず、今回の第1回会合では、できるだけたくさんの人に参加していただけるのでは、ということで、昨日開催したシステム技術分科会と連続で開催することになりました。そのおかげかどうか分かりませんが、例年よりも参加者が多いとのことで、ありがたく思っております。
 この分科会は、昨年度までは使い勝手の良いVXや手軽に使える技術関係に視点を置いてやってこられたと思うのですが、富士通からVPP800やVPP5000等が出てまいりましたので、今年度はハイエンドへ、いわゆるスーパーコンピュータへ戻ろうということで、本日のような企画を立てました。
 今日はユーザ側からは4件発表していただきます。さらに皆さんにどのような技術があるかということを知っていただくために、お昼の時間を少し長くとってデモをさせていただきます。ぜひご覧いただきたいと思います。
 富士通側からは、運用やプログラム開発支援など、いわゆるVPPをより有効に使うためにどのようなことが考えられているかということをご紹介いただきます。本日の会合ではフリーディスカッションの時間をやや多めにとっております。このSS研の場はクローズドですので、フリーディスカッションをぜひ利用していただき、会員からの忌憚のないご意見、あるいはコメント、あるいは建設的な意見を述べていただきたいと同時に、富士通からも通りいっぺんのお返事ではなく、こういうことをやりたいのだけれども富士通だけではできないからユーザと一緒にやろう等、さまざまな提案もいただけたらと思います。ぜひご協力をいただきたいと思います。
 本日は、昼食時間を含めて6時間半の長丁場ですが、皆さんの積極的な参加を期待していますので、担当者の方が今日は疲れたと言われるぐらい十分にディスカッションしていただきますようお願いいたします。

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