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当社のMPIは、最新のMPI規格であるMPI2.0に準拠し、VPP800/5000シリーズ向けに、性能および操作性を強化しました。
性能強化
VPPシリーズの高速・低レイテンシーなデータ転送機構を活用して、従来システムに比べて性能を強化、世界最高レベルの高速性を実現しました。また、使用プロセッサ数に比例した性能スケーラビリティを実現しました。
操作性強化
高価なPEをより効果的に使うために、MPIマスタPEを使わずに動的なプロセス生成を可能としました。また、一旦使い終わったPE(子プロセスが終了して開放されたPE)を、再度、動的プロセス生成時に利用できるようにしました。
また、1PEに4プロセスまで生成できるのも、実PE数が少ない時や、デバッグ利用時の利便性を高めるものと考えています。