合同分科会 2011年度活動計画
活動方針
東日本大震災は、自然のすさまじい威力を人間に見せつけました。人間の科学・技術の力をもってしても、このよ
うな自然災害を完全に防止することはまずできません。
一方、被災状況の伝達や避難生活、復興活動にとって、厳しい条件下での情報通信・処理手段が極めて重要な役割
を果たすことが再認識されました。
また、被災を少なくする、即ち、減災にむけても、シミュレーションを始めとするICT 技術は大きく役立つでしょうし、
その成果を行政に反映する、そして、教育を通じて周知することも重要です。
我々の社会は大きく変わろうとしています。国民が安心して暮らせる強い社会の構築に向け、ICT 技術の観点から一緒に考えて行きたいと思います。
活動内容
- 会合
□メインテーマ:「強い社会を創るICT」
□具体的な内容(案)
<講演>
- 基調講演1:政策論を含む全般的な話題
- 基調講演2:ネットワークのあり方に関する話題
- 特別講演1:地震ライフライン工学(大都市直下型地震、人間工学シミュレーション等)に関する話題
- 特別講演2:災害下での通信手段または耐震などの取り組みに関する話題
- 特別報告富士通の取り組みに関する話題
- 分科会代表報告(システム技術分科会、教育環境分科会、科学技術計算分科会)
<その他>
- 懇親パーティ:意見交換や問題解決のための議論をより深めるために実施する
- デモ展示:デモ会場を用意し、会員間の交流を図るためにデモを実施。会員機関および富士通から出展予定
進め方