Scientific System研究会HomeHPCミーティング2002 〜アンケート結果〜
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Gridへ向けてのHPCアプリケーション
 
1.参加回数
2.開催をどこで知ったか
3.参加理由
4.各講演について
5.総合評価
出席者数*1アンケート回収数
会員4316
非会員51
富士通11243
無記名--0
16060
*1:講演者含む
*1:参加登録時のリストからカウント(実数は120-130名程度と思われる。)


1.参加回数
(内訳)
会員/非会員 富士通
初めて 11 4 7
2回目 8 1 7
3回以上 40 12 28
未回答 1 0 1


2.開催をどこで知ったか


3.参加理由


4.各講演について
(1)「Enabling Grid Applications」 (Ed Seidel, Albert-Einstein-Institut)

  • CACTUSの最新状況と背景が良く分かった。
  • システム作りの基本的な考え方が勉強になった。 システム,ネットワークのbreakthroughがどこまで必要になるかを考える為には大変参考になった。 Einstein方程式という人類の夢がこのような技術で実現出来るというVisionが楽しい。
  • 一度使ってみたい。
  • Cactusの動向が参考になった。
  • Wonderful presentation! The examples of research such as collision of black holes are interesting.
  • デモを期待。
  • Dynamic, Collaborationの重要性を再認識出来た。
  • アプリケーション事例の詳しい内容も欲しかった。

(2)「グリッドの夢と現実」 (産業技術総合研究所 関口智嗣)

  • 最新のNAREGIの状況が把握出来た。
  • 全体の開発および現状について大変参考になった。 今後の方向性を探るにあたって難しいことが良く分かった。
  • ユーザが実際にLAN内でも行っているシェルの自動連携や天文データなどのDBシステムでのツールを上位アプリ(ツール)として取り込めるよう情報・データ収集分析をして欲しい。
  • 良く整理されたプレゼンテーションだった。(時間が短かったが。)
  • 色々なGridが言われる中で、体系立てて整理された説明は非常に参考になった。 また、たくさんの課題があることも認知出来たのは良かったと思う。
  • もう少し時間をかけて説明して欲しかった。

(3)「天文グリッド 〜データベース天文学に向けて〜」 (国立天文台 水本好彦)

  • DataGridの重要性がより明確になった。
  • 面白かったです。
  • Bigプロジェクトと圧倒的データ量が公開データにつながるというコメントは印象深かった。 天文データを教育目的に公開出来る基盤も整備して欲しい。
  • 天文Gridの現状が分かった。
  • 夢のある話でおもしろい。
  • アプリからGridへのアプローチの具体例として興味深かった。
  • 天文学のhistoryと状況を楽しく知ることが出来た。 同時に天文学分野で目指しているもの、課題としていることが明解に述べられており、非常に参考になった。
  • 非常に分かり易かった。

(4)「ナノGridの現状と将来」 (九州大学情報基盤センター 青柳睦)

  • 重点プロジェクトの一つとしてのNano Scienceの内容について良く理解出来ました。 結構難しかった。 Grid Computersが必要なのかどうかまだ不明。 かなり密な形態でも成功しているように思える。 Gridの基盤としての良いサンプルだと思います。
  • シミュレーションのデータを集めて公開するというのがGridを成長させる近道だと思う。 Grid協議会などで分散コンピューティングで現在使っているツールを収集し分析を提案して頂きたい。
  • 自立協調型ネットワークコンピューティングのフレームワークとして利用/開発しようとしているソフトについて興味あり。 もっと情報があればお願いします。
  • 非常に興味深い講演内容でした。
  • 私がやりたい事を既に実現されている。 方向性が正しいことを示して頂いて感動です。
  • アプリからGridへのアプローチの具体例として興味深かった。
  • 自立協調型の必要性をアプリ側から知ることが出来て興味深い。

(5)「バイオグリッドプロジェクト」 (大阪大学サイバーメディアセンター 下條真司)

  • 情報学の立場からのGrid技術の取り組みについて良く分かった。 ScientistとComputer Scientistの共同作業による枠組み作りが重要ということですね。 Network Communityとの関係が難しい。
  • 異文化の融合、科学とITとのコラボ、ユビキタスと相対、というくだりは非常に興味深かった。
  • データグリッドをメタデータによって融合する概念。 [OSL]

(6)「Production Grid Computing」 (David Snelling, Fujitsu Laboratories of Europe)

  • UNICOREは名前しか知らなかったが概要が分かった。
  • Unicoreのアーキテクチャが非常に単純明解であったように感じた。 ヨーロッパならではの事情によるところがあるのかもしれないが。


5.総合評価
(内訳)
     
会員/非会員75104
富士通1225006

全体を通しての感想/所感など
  • Scienceの進め方に対して計算(機)技術がかなり有効な武器になり得るというVisionが少し見えてきたと思います。 Organizer(企画委員)の手腕に感謝します。 大変よくまとまった会議でした。
  • シミュレーション及び解析データ、手続き手順もデータGrid化すべき。
  • 現在でもシミュレーションを行う時に"手抜き"のために使っている自動化シェル等はGridの上位レイヤーのツールの原型になるのでこれを収集,分析をすることが重要である。
  • HPCとGridの関係、テーマは大変良い。 今後も連続的に取り上げて下さい。
  • 進行も発表もメリハリがあった。 発表内容も分かり易く、理解が進んだ。
  • 国内のGridの実例に触れることが出来たのは良かった。 Gridが実用レベルにあるのかどうか疑問はあったが、いくつかでも成功例を目にすると安心する。
  • スライドが多過ぎるのか、見切れないうちに次に進んだりしたのが残念。
  • Gridの方向性、Gridの抱える課題,問題点が色々と見えてきて、非常に価値ある場であったと思う。
  • 各分野でのGridへの取り組みが理解出来て参考になりました。
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