08:30〜09:00 | 受付 |
座長 : 戎崎俊一 (理化学研究所) |
09:00〜09:05 |
- 開催趣旨説明
- 蕪木英雄 (日本原子力研究所)
|
09:05〜09:20 |
- 富士通役員挨拶
-
|
09:20〜10:20
講演 50分 QA 10分 |
- 招待講演
- "Enabling Grid Applications"
Ed Seidel, Albert Einstein Institut, Germany
-
- < 紹介文 >
- Ed Seidel教授はドイツ マックスプランク研究所のアルバート・アインシュタインセンターにおいて「Numerical Relativity Group」のヘッドをしておられます。 一般相対性理論の方程式を数値的に解く研究で世界的に著名な方です。
今回ご講演を頂く「Cactus」は、重力方程式を解くためにSeidel教授を中心として開発されたグリッド上のPSE(Problem Solving Environment : 問題解決環境)であり、他の分野へも応用も含めて非常に注目されています。
-
- www.CactusCode.org
-
- 講演は英語になります。(通訳なし)
|
10:20〜10:35 | 休憩 |
10:35〜11:25
講演 40分 QA 10分 |
- 一般報告1
- 「グリッドの夢と現実」
産業技術総合研究所 グリッド研究センター 関口智嗣
-
- このわずか2年足らずで「グリッド」という言葉が予想以上の速度で広まってきた。 ITやインターネットという言葉が担わされた閉塞感を突破する期待が込められているのだろうが、語る人によってそれぞれ思いが大きくずれているのも気になるところである。 特にマスコミでは「遊休PCの活用」と「スーパーコンと高速ネット」という両極端の論調で本来のグリッドが目指しているところが十分に伝わっていないのではないかと懸念されている。 本講演ではグリッドを技術的側面から整理し、何が今実現しているのか、次に実現することが何か、そして本当の夢は何かを述べてみたい。
|
11:25〜12:15
講演 40分 QA 10分 |
- 一般報告2
- 「天文グリッド 〜データベース天文学に向けて〜」
| 国立天文台 天文学データ解析計算センター 水本好彦 |
-
- 天文学の世界は前世紀後半から急速に発展した。 最近では、すばる望遠鏡のような口径8mクラスの地上望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡によって鮮明な観測データが得られるようになった。 これらの観測データは2年間で倍増という割合で増大している。 しかも、世界中の研究者に公開されるため、世界中に数値データとして蓄積され公開された天文観測データを使えば最先端の研究が出来るようになってきた。 このような研究を効率よく行うための道具として仮想天文台(Virtual Observatory)を世界がこぞって構築しようとしている。 GRIDはこのVOを実現するための基盤となる技術である。 日本でも国立天文台が中心となってJVOの開発を行っている。 本講演では、構築途上のVOの現状を概説する。
|
12:15〜13:15 | 昼食 |
座長 : 中村壽 (高度情報科学技術研究機構) |
13:15〜14:05
講演 40分 QA 10分 |
- 一般報告3
- 「ナノGridの現状と将来」
九州大学情報基盤センター 青柳睦
|
14:05〜14:55
講演 40分 QA 10分 |
- 一般報告4
- 「バイオグリッドプロジェクト」
-
|
14:55〜15:15 | Coffee break |
15:15〜15:55
講演 35分 QA 5分 |
- 富士通報告
- "Grid Computing with Unicore"
Dr. David Snelling, Fujitsu Laboratories of Europe
-
- Grid Computing is fast becoming the most flexible mode for accessing computational and data resources. The Grid allows scientists and engineers from both industry and academe to access resources tailored to their needs.
For example, data repositories can sift multi Giga-byte archives for the few hundreds of mega-bytes needed; this data is then sent to the specialist suprecomputer for processing, before returning to the user's home system for visualization. Since 1997 Fujitsu and the Unicore consortium have been developing and deploying just such a Grid, targeted at the scientific and engineering user. A powerful server implementation of the Unicore protocol (developed by Fujitsu Labs Europe) ensures seamless assess to most major computer systems while a highly flexible client provides a user friendly interface.
-
- 講演は英語になります。(通訳なし)
|
15:55〜16:00 |
- まとめ
- 蕪木英雄 (日本原子力研究所)
|
16:00 | 終了 |