※SS研,IS研,CS研会員機関の方ならどなたでも参加できます。
13:00-13:30 | 受付 |
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13:30-13:35 |
開会あいさつ 宇佐川 毅 (熊本大学総合情報基盤センター) |
13:35-14:25 報告:40分 Q&A:10分 |
[1] 関東学院大学・工学部におけるSNSとe-Learningを融合した入学前準備教育 関東学院大学 千葉 敏雄
関東学院大学工学部では、6年前から推薦入試合格者等を対象に、大学の講義にスムーズに入っていけるよう手助けすることを目的として入学前準備教育を実施している。2006年度入学生までは、大学で説明会を開き、その後郵便で本学・合格者と添削作業のやりとりを実施していた。従来から大学入学後、本工学部では情報教育を重要視しており、入学前準備教育を利用し、大学入学前にパソコンへ馴染んでもらうことを考えた。学生の学習状況を途中の状況を踏まえ把握し、効果を高めることとあいまって、2007年度入学生からe-Learningを導入し入学前準備教育を行った。今年度実施2年目を迎え、初年度実施を踏まえ改善点とその結果を報告する。 |
14:25-15:15 報告:40分 Q&A:10分 |
[2] 高度IT 技術者のための英語コミュニケーション・スキルアップ戦略 神戸情報大学院大学 田村 武志
「インターネットは英語教材の宝庫である」と言われている。この考え方に基づき、インターネットを100%活用して高度IT技術者の英語コミュニケーション力を向上させる方法について検討した。IT技術者の英語コミュニケーション能力(スキル)の当面の目標は、英語のWeb情報が読める(速読できる)こと、メールが書けること、スライドにより英語プレゼンテーションができることである。本発表では、これらのスキルを身に付ける方法として、Webサイトを道具として活用することが有効であることを述べる。また、学習の手順として、従来のように英文法を学習し、次にリーディングやライティングを「ステップバイステップ式」に積み重ねていく方法ではなく、最初から専門領域(IT)のトピックスを題材にして、「自分の得意技術を英語で発表する」ことを軸(中心)に学習する方が効果的であることを述べる。すなわち、文法やリーディング、ライティングはプレゼンテーションに必要になった時に学習する。先ずは「発表してみる」ことに主力を置く「組込み式」学習法である。この方法は技術者のモチベーション向上にもつながり効果的である。 |
15:15-15:45 | 休憩 |
15:45-16:35 報告:40分 Q&A:10分 |
[3] インターンシップと能力開発・人材育成:その可能性と実践展開 −「Vインターンシップ」のコンセプト/システム開発および実践事例 − 京都産業大学 井上 一郎
インターンシップは多くの気づきおよび学びを提供する教育プログラムとして、高い評価が定着し、さらなる能力開発・人材育成の可能性も拡がってきている。しかしながら、この教育プログラムは、その機会提供側、大学側両者に負担が大きく、現在問題が生じている。本発表では、この問題を分析し、さらに問題解決策として、新しいコンセプト「Vインターンシップ」、ナレッジマネジメントの観点に立脚した基本コンセプトを提案し、システム展開する。さらに、いくつかの実施事例を紹介する。 |
16:35-17:25 報告:40分 Q&A:10分 |
[4] 外部サービスを利用した学生向け生涯メールサービスの提供について 鹿児島大学 下園 幸一
大学として学生へ電子メール環境を提供することは、ほぼ必須となっていている。また、卒業後も大学からの情報提供を行うために、卒業後も利用できるメールサービスを提供している大学も存在してきている。しかしながら、大学独自で運用を行うには、大規模なメール環境の構築や日々の運用管理において多大なコストを必要とする。今回、マイクロソフト社のWindows Live@Edu サービスを利用して、卒業後も利用できる「生涯メールサービス」の運用を開始した。これについて紹介を行う。 |
17:25-17:30 |
閉会あいさつ 爲川 雄二(東北大学大学院教育情報学研究部) |
17:30-19:30 | 休憩・食事・ホテル/チェックイン |
19:30-21:30 |
懇談会「メールサービスの裏話」
司 会:東海大学 及川 義道 |