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教育環境分科会 2008年度 第1回会合

教育の手法とその効果

※お申込み受付は終了しました。
※印刷用ご案内

1.日時
2008年9月1日(月)
分科会  13:30〜17:40(受付 13:00〜)
パーティ 18:00〜19:30
2.場所
汐留シティセンター 24階 大会議室
3.開催趣旨
 それぞれの大学において「研究」と「教育」のバランスを高い次元で維持確保することが強く求められている今、大学教育の質の保証と向上は、避けて通ることのできない課題の一つです。そのような流れのなか、従来にもまして「教育」についての議論が盛んになってきています。このような背景から、「教育環境」にその活動の中心があることを明確にするために、今年度より分科会の名称を「教育環境分科会」へと変更しました。新たな出発の初回の会合として、「教育の手法とその効果」と題して、新しい教育手法に関する取り組みについての事例紹介等を企画しています。
 教育の質保証、PBL、項目応答理論を活用した学生の能力把握、大学院におけるポートフォリオの活用など、多様な視点から議論を深めていくべく企画しております。また、夜は恒例の懇親パーティを企画しています。大学における教育環境についての集中的な議論のみならず、ざっくばらんな雰囲気の中、皆さまと議論をさらに深めていきたいと思いますので、ぜひ併せてご参加ください。
4.プログラム(敬称略)
13:00-13:30 受付
13:30-13:35 開会あいさつ
     宇佐川 毅 (熊本大学総合情報基盤センター)
13:35-14:05
報告:25分
Q&A:5分
[1] 理解を深めるクラスルーム型授業の課題と提案 - 教育の質の向上WG成果報告 -
     明治大学 阪井 和男

 多くの大学の教育現場で行われている伝統的な一斉講義に代表される、いわゆるクラスルーム型授業においては、その現実問題として受講者の前提知識を統一した上での授業提供は、不可能となっている。本WGの前身である難易度別コンテンツ提示WGでは、様々な理解レベルをもった受講者各々に適した難易度別の教材の提供を検討してきたが、現実的な課題も見つかる等、実現は難しい。
 そこで、本WGでは、受講者の「理解とは何か」についての本質的な検討から受講者の理解度をいかに向上させるかを活動テーマと位置付け、クラスルーム型の授業で、受講者の理解度を高める(理解を深める)教育効果のある教材コンテンツの作成方法を検討し、実験しようとしていた。残念ながら、時間的な制約で「理解とは何か」の検討、クラスルーム型授業で効果のある教材の作成方法、授業報告、教育効果についての事例を交えての検討までで活動を終えることになったが、本日は、この検討の中から「理解とは何か」についての検討結果、そして検討の元になった事例をトピックス的に紹介する。
Keyword: 一斉講義、対面授業、クラスルーム型授業 理解度向上 教育の質の向上

14:05-15:05
報告:50分
Q&A:10分
[2] PBL(Problem Based Learning):問題解決型授業事例報告
     甲南大学情報教育研究センター 井上 明

 PBLによる情報教育について、2つの事例を報告する。
 (1)シナリオを用いるテュートリアル型として、甲南大学
     で実施している情報教育PBL
 (2)学生が社会に出向く実践体験型として、同志社大学で
     実施している実システム開発型PBL
 また、PBLの学習評価としてPSIを用いた効果測定についても報告するとともに、これまでのPBLの実践から得られた、PBLを円滑に実施するための指標「7つのプラクティス」について紹介する。
Keyword: PBL、情報教育、グループ学習、学習評価

15:05-15:35 デモ展示
15:35-16:35
報告:50分
Q&A:10分
[3] 項目応答理論を使った学生の能力推定とそれに対応した教材選択手法の開発
     福井県立大学学術教養センター 山川 修

 福井県立大学では、項目応答理論(IRT)を使い、新入生のコンピュータ利用能力(スコア)を継続的に測定しているが、IRTをベースに推定されたスコアに対応する教材を選択する方法を考案したので、今回解説をする。通常,能力に応じた教材を提供するためには、インストラクショナルデザイン(ID)に基づいて教材をトップダウンにデザインする必要があるが、ここで考案した方法は,教材を学習した学生にアンケートを実施し、その結果と学生のスコアをもとに、各教材の「知識度」を推定するというボトムアップで簡便な方法である。
Keyword: 項目応答理論,IRT,能力推定,教材選択手法,知識度

16:35-17:35
報告:50分
Q&A:10分
[4] KITポートフォリオインテリジェンスによる大学院教育の実質化
     金沢工業大学情報フロンティア研究所 中沢 実

 KITポートフォリオインテリジェンスとは,研究成果や成績等で個人を評価する教育とは異なり、その知識や技術をどのように理解し、何を修得したのか、そのプロセスを重視し、本専攻が掲げる教育目標に対する単位の実質的評価を行う画期的な教育手法である。また、個人の総合的な人間力向上を客観的に捕らえ、また再確認・再認識するための重要な要素となり、個人の理解度と、教育目標の達成度を明確化する上でも有益な教育手法である。
Keyword: ポートフォリオ,プロセス,人間力,単位の実質化,アクションラーニング

17:35-17:40 閉会あいさつ
     吉田 次郎 (東京海洋大学)
17:40-18:00 休憩・デモ展示  *講演者、企画委員による編集会議があります
18:00-19:30 懇親パーティ(会費:\500)

 #お飲み物とおつまみの簡易パーティです。
 #会費は当日受付にて申し受けます。

4.デモ展示
以下の展示を予定しております。(順不同)
  1. 場所にとらわれない情報処理、円滑なコミュニケーション、リアルタイムな情報共有を可能にするモバイルソリューション
    「WindowsケータイF1100」(富士通)
  2. 組込み機器に大規模電子辞書機能を追加できる
    「Inspirium 辞書検索ライブラリV1.0」(富士通)
  3. 学生の教育プロセスの自己管理を可能とし、教員との相互検証が行える
    「電子化ポートフォリオシステム」(金沢工業大学, 富士通北陸システムズ)
  4. PCの紛失・盗難、Winnyによる情報漏えいを防止する
    「セキュアポータブル環境」(富士通研究所)
  5. リメディアル教材にも応用可能な、回答と正解文字の評価判定を行うことにより品質の高い採点処理を可能にした
    「手書き認識技術を利用した学習ツール」(富士通)
5.お申込み
参加申込み受付は終了しました。

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