ホーム > 活動情報 > 研究教育環境分科会 > 2007年度第2回会合

研究教育環境分科会 2007年度第2回会合

ICTがもたらす教育の質的変換

※SS研,IS研,CS研会員機関の方ならどなたでも参加できます。
印刷用ご案内

1.日時
2007年11月28日(水)
分科会 13:30〜18:05(受付 13:00〜)
懇談会 19:30〜21:30
2.場所
クラウンプラザ神戸
3.開催趣旨
 本会合では、前年度に引き続きICTを活用した学習支援を中心に、リメディアル教育から大学・大学院における教育、さらには社会人教育や医療教育を含めた研究教育環境全般に視野を広げた事例紹介等を企画しています。それらの議論を通じて、会員組織における教育・研究活動に資する情報提供を行うとともに、次代のICT活用教育のあり方についても意見交換を進めることを目的としています。
 また、夜は恒例の懇談会の場を用意しています。昼間とは違ったざっくばらんな雰囲気の中、皆さまと議論を深めていきたいと思いますので、ぜひ併せてご参加ください。
4.プログラム(敬称略)
13:00-13:30 受付
司会:及川 義道 (東海大学総合情報センター)
13:30-13:35 開会あいさつ
宇佐川 毅 (熊本大学総合情報基盤センター)
13:35-14:15
報告:30分
Q&A:10分
[1] 萌芽期を迎えたLMS 〜SS研 LMS研究WGの成果から〜
大阪経済大学 家本 修

LMSは現在、オープンソース化されたものが多く出現し始めている。これらは個々の機能も豊富で甲乙も付け難い。利用者はそのトータルコスト、そして管理の合理性、あるいはコンテンツ作成の簡便性によってLMSを選択する等、まさにLMSの第2次萌芽期を意識させられる状況である。しかし、多くの教育関係者はこれらLMSが教育に充分なものであるとの認識には引っ掛かりを持っている。それはLMSを本来の教育ツールと考えれば、... つづきを読む
【ご参考:SS研 LMS研究WGのページはこちら
Keyword: LMS、教育方法、教育支援、萌芽期、合理性

14:15-15:15
報告:50分
Q&A:10分
[2] 東海大学サイバーキャンパスへの取り組み
東海大学情報理工学部 若林 敏雄

サイバーキャンパス事業を5年間に渡り推進している。その目的は、学園内の教育資源を有効活用し、国内外の高等教育機関と連携し、総合的、効果的に教育・研究を展開することによって社会で活躍できる人材を育成することである。
実際には、国内と国際展開に分けてe-Learning用コンテンツの開発と利用、遠隔講義、e-Learning関する研究開発等を実施しているので、その概要、実施上の問題や今後の課題を述べる。
Keyword: サイバーキャンパス、e-Learning、コンテンツ開発、遠隔講義、高大連携、国際展開

15:15-15:45 コーヒーブレイク
15:45-16:30
報告:25分+15分
Q&A:5分
[3] 関東学院大学・工学部における早期合格者を対象としたe-Learningによる入学前準備教育
関東学院大学工学部庶務課 千葉 敏雄

関東学院大学工学部では、入学前準備教育を5年前から推薦入試合格者、AO入試合格者を対象に工学部の教育に必要な基本的知識を再確認し、大学の講義にスムーズに入っていけるよう手助けすることを目的として入学前準備教育を実施している。その期間は入学前12月〜3月までである。2006年度入学生までは、大学で説明会を開き、その後教材を推薦合格者へ郵送で提供し本学と添削作業のやりとりを実施していた。しかしながら、... つづきを読む
Keyword: 入学前準備教育、e-Learning、PC環境、ブレンデットランニング、副次効果

16:30-17:00
報告:25分
Q&A:5分
[4] ジョブカフェ事業と就職支援システムの活用 〜ジョブカフェいわての実践から〜
富士通株式会社 村松 祐子

近年、若年層の失業、フリーター・ニート問題に対し、政府は「若者自立・挑戦戦略会議」を設置し、総合的な人材施策を推進している。その施策の一つである「ジョブカフェ」とは、若者を対象とした雇用関連のワンストップサービスセンターであり、カウンセリングや就職に役立つセミナー、各種情報提供などを行っている。今回は、弊社が参画した岩手県におけるモデル事業を中心に、「ジョブカフェ事業」とeラーニング等の「就職支援システム」の活用事例を紹介する。
Keyword: 若者、就職支援、ジョブカフェ、ワンストップサービスセンター、モデル事業

17:00-18:00
報告:50分
Q&A:10分
[5] シミュレーション医療教育の現状と今後の展望
獨協医科大学越谷病院救命救急センター 池上 敬一

わが国の医学教育の主目的は、医科学の知識供与と研究によるサイエンスの進歩であり、良質な医療者養成の優先順位は低かった。しかし多発する医療過誤・事故が社会問題となり、医療の標準化・安全確保・良質な医療者養成が医療界の最優先課題になった。医療のシステム管理は改善されつつあるが、シミュレーション医療教育による良質で安全な医療者養成はまだ始まったばかりである。その現状と今後の展開について報告する。
Keyword: シミュレーション、医療タスク遂行能力、教授システム学、ラーニングマネジメントシステム

18:00-18:05 閉会あいさつ
18:05-19:30 夕食・休憩
19:30-21:30 [6] 懇談会「コンテストの教育への活用」
進行
甲南大学情報教育研究センター 井上 明
話題提供
熊本大学総合情報基盤センター 喜多 敏博
大阪工業大学 中西 通雄

今回は、コンテストを通じての学生の個別学習・共同学習をテーマに、ざっくばらんな議論を企画しました。
全国的なコンテストへの参加による、学生間相互のteachingへと発展するような話題から、講義の中でどのようにコンテスト形式の取組みをとり入れるかまで、学生の意欲向上の手段について幅広く議論したいと思います。
ぜひ皆さまご参加ください。


#ビールとおつまみをご用意しての、リラックスした雰囲気でのディスカッションです。

5.参加費用 と お申込み
ご参加費用 & お申込み (合同分科会/分科会共通)

SS研について

イベント情報

研究会活動

資料アーカイブ

情報発信

リンク集




鍵マークがついている情報の閲覧にはWebサイトIDが必要です。登録/変更ページへ
Webサイト閲覧時にIDが必要なページには、鍵マークが付いています(当CD-ROM内では不要)。
コンテンツの最新/詳細情報は、SS研Webサイトをご覧下さい。
All Rights Reserved, Copyright© サイエンティフィック・システム研究会 1996-2023