Scientific System研究会Home研究教育環境分科会 〜第2回会合プログラム〜    [ご案内]
研究教育環境分科会TOPに戻る

e-Learningにより本格化するサイバーキャンパス
 
1.日時2004年12月10日(金) 13:30〜17:20   [受付開始:13:00〜]/  懇親会:17:30〜19:00 
 
2.場所大阪経済大学  C館31教室
 
3.開催にあたって
     今年4月より、国立大学が独立法人化されました。過半数を上回る大学が中期事業計画にe-Learningをキーワードとして挙げています。また、構造改革特区においては、大学院のみならずインターネットを利用して通信教育だけを実施する大学の設置基準が大幅に緩和され、来春開校を目指す大学から適用されます。
     このように、高等教育機関においてe-Learningが急速に立ち上がりつつあるとともに、先行する組織では、更なる取り組みを始めています。
     第2回目の今回は、e-Learningを中心として本格化するキャンパスのサイバー化について事例研究を行ない、その展望を探ります。会場は、SS研会員である大阪経済大学殿にご提供いただき、デモを通し実際に目と手で触れて理解を深めていくプログラムを企画いたしました。
     会合後、簡単な懇親会の場を設け、親睦も深めていきたいと思いますので、ふるってご参加ください。
 
4.プログラム(敬称略)
司会 : 高見澤企画委員
13:30〜13:40
開催趣旨
佐藤企画委員(大阪教育大学情報処理センター)
13:40〜14:20

報告:40分
Q&A:5分
学習素材としてのデジタルデータを共有、活用するツールについて
理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室  川井 和彦  
小学校から大学まで、授業や講義の中でPCとプロジェクターを使った授業が増えてきている。学習素材を共有し、活用するツールとして、我々が開発している“ReKOS”が使える。“ReKOS”は、プレゼンテーションツールとしての機能、指導案や資料等のデジタルデータの簡易データベースとしての機能を実装している。
いわゆるe-Learningのツールではないが、デジタルデータを共有し、活用していくためのツールとして、事例をふまえて“ReKOS”を紹介する。
14:20〜15:00

報告:35分
Q&A:5分
技術紹介 Campusmate/CourseNavig と 統合認証
富士通(株)文教ソリューション事業本部   安納 順一  
ITを活用した教育環境をより効率的なものにするためには、学内インフラとシームレスに連携が可能な優れた授業支援システムが必要である。本稿では、Campusmate/CourseNavig を中心として、学内ポータルサービス、教務サービス、ディレクトリサービスとの連携により、授業支援システムをより効果的に利用するための具体的な手法を紹介する。
15:00〜15:15
休 憩
司会 : 三石企画委員
15:15〜16:00

報告:40分
Q&A:5分
広島大学デジタルアーカイブズについて
広島大学情報メディア教育研究センター   石井 光雄  
研究資料や日々の授業録画をデジタルアーカイブすることによって知的財産化し、再利用や社会貢献活動に有効に利用することを目的としている。現在アーカイブされている内容を紹介する。またホームページで閲覧するときエッセンスだけをすばやく観たいとか、収集写真資料の全体を鳥瞰し比較したい等の要求には現在のブラウザーでは答えられない。
ここではホームページの新しい見方をデモで紹介して、アーカイブズの表現技術と閲覧方法を提案する。
16:00〜17:15

報告:40分
Q&A:5分
デモ:30分
3D・CyberSpaceを活用したe-learningプラットフォームへの展開
大阪経済大学経営情報学部          家本  修  
大阪経済大学家本研究室では、1994年からVOD・Starworksを、1997年からCyberSpace Systemを導入し、教育システムへの活用と運用について実験を重ねてきた。今回、3DIESを導入し、運用経験を踏まえ大阪経済大学の全キャンパスをできるだけリアルに近い形でウォークスルー空間を作成し運用を始めた。本空間では、現在最大10名のN×Nの音声での会話が可能であり、アバダの移動とともに、3DスクリーンにI-Naviの操作や各種教材呈示も可能である。これによるバーチャル協調学習の可能性も検討している。
17:15〜17:20
まとめ
佐藤企画委員
 
5.懇親会17:30〜19:00
 
6.参加費無料
但し、懇談会に参加される場合は、当日受付にて \2,000 を徴収させていただきます。
 
7.申し込み 受付は終了いたしました

研究教育環境分科会TOPに戻る
HOME

All Rights Reserved, Copyright©サイエンティフィック・システム研究会 2004
SS研事務局