Scientific System研究会Home研究教育環境分科会 〜第2回会合プログラム〜
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e-Learningは定着するのか?−e-Learningの可能性を探る−
 
1.日時2002年10月30日(水) 14:30〜18:00 (19:30〜懇談会)
合同分科会の分科会セッションとして開催
 
2.場所新神戸オリエンタルホテル
 
3.開催趣旨 2009年の「大学全入化の時代」を控え、各大学は研究面においては「21世紀COE(Center of excellence)」、教育面では「雇用対策のための社会人100万人受入」など生き残りのために様々な挑戦に懸けています。
その挑戦の一つにオンキャンパスでの教育からインターネット、イントラネット空間を利用した新しい教育形態であるe-Learningを模索し積極的に取り入れようとする流れがあります。
本分科会では、e-Learningが大学教育で定着するのかをメインテーマに、現状のe-Learningに関する認識合わせをした上で、先進的な事例研究を通じてその将来像を検討します。
第2回目の今回は、「e-Learningの可能性を探る」をサブテーマとして、e-Learningを全学的な取組みとして活用している大学の事例を報告していただきます。
夜の懇談会は、「e-Learning環境の構築と運用」をテーマに掲げ、会合での事例報告と合わせて、更に議論を深めていきたいと思います。
 
4.プログラム(敬称略)
司会 : 佐藤企画委員
14:30〜14:40 開催趣旨 矢島企画委員(国士舘大学)
全学的な取組み事例
14:40〜15:35

報告:45分
Q&A:10分
「立命館大学におけるe-Learningの取り組み」
立命館大学 教学部長 川口清史
はじめに、ITによる知識生産・流通、学習・教育方法・内容の革命的変化を概観し、大学教育改革の起動力としてのIT、1)ITそのものの教育、2)ITによる既存教育の改革、3)ITを利用した新たな教育分野の展開を考察する。
立命館大学では教育IT化推進の取り組みとして、1)全学生の情報リテラシー履修の義務付け、2)WebCTを全授業(9000科目)で導入、3)遠隔授業の実施、4)教員内デジタルディバイドの克服を行っている。今回は、その取り組みを紹介する。
15:35〜16:35

報告:45分
Q&A:10分
「信州大学インターネット大学院におけるマルチメディア教材の利用と履修状況について」
信州大学工学部 助教授 不破 泰
信州大学大学院工学系研究科情報工学専攻においては、大学院修了に必要な単位を全てインターネットで取得できるようにしたインターネット大学院を2002年度より開校した。インターネット大学院の仕組み自体は、Webのサーバ上に授業のコンテンツを置いただけの大変単純なものであり、構想を提示することは容易である。しかし、現実に大学院を運営するにあたっては、その根幹となる授業コンテンツの作成とそれらを支えるシステムの開発が不可欠である。さらに、学生の便を図る様々なシステムも必要である。本発表では、情報工学専攻のインターネット大学院で用意したこれらコンテンツとシステムについて報告すると共に、学習を始めた学生について報告する。
ご参考 信州大学インターネット大学院SUGSI
16:30〜16:55
休憩
司会 : 山本企画委員
16:55〜17:50

報告:45分
Q&A:10分
「富士通が提案するe-Learningソリューション」
富士通(株)SI事業本部第三SI事業部大学システム部
課長 役 誠雄
日本の高等教育機関におけるe-Learningの導入気運は徐々に高まりつつあります。各高等教育機関では、米国での事例、各種研究会での成果を参考にしながら、日本の実情に沿ったe-Learningの適用を検討しはじめています。富士通ではライブ型、オンデマンド型といった各種講義形態に対応したLMS(Learning Management System)、コンテンツ作成ツール、授業及び自習用コンテンツ等の「富士通のe-Learningソリューション」を揃えております。それぞれの目的・用途に適応したソリューションについて、デモを交えご紹介させていただきます。
17:50〜18:00 まとめ 矢島企画委員
18:00〜19:30
夕食・休憩
分科会懇談会
司会 : 家本企画委員
19:30〜21:30 テーマ:e-learning環境の構築と運用
 
5.その他費用詳細,宿泊手配など
 
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