大学教育の国際化と言われて久しいが、国際的に活躍できる人材の養成は我が国にとって重要なテーマであることに変わりはない。文部科学省の国際化拠点整備事業をはじめとして、各大学では様々な国際化施策を講じており、留学生も含めた教育の環境を整備している。教育環境分科会では、第1回目会合のテーマを「国際化に向けた教育環境」とし、現状での大学システムの多言語化、システムの多言語化の現状、多言語化した情報倫理教育コンテンツの事例、多言語化した教育コンテンツ管理・Web管理などについて、いくつかの大学の現状を紹介する予定である。
第2回会合では、昨年度に非常に評判の良かった「ワクワクするキャンパス」をテーマとしてとりあげ、学生の成長を促す仕組みや教授法を介して、夢を持てるキャンパスについて事例紹介をもとにみなさんと議論したい。
本分科会は、2年前に研究教育環境分科会から改名したが、研究環境に関する話題を排除しているわけではない。さらに魅力的な話題を提供し、より多くの皆様にご参加いただけるように検討を進めていきたい。