第37回通常総会 開会挨拶
会長 村上 和彰(九州大学)
こんにちは。本日はお忙しい中、SS研通常総会にご出席いただき、どうもありがとうございます。
年に1回のこの通常総会は、新年度の活動方針を決める、非常に重要な場であると同時に、毎回、わが国を代表する著名な方々から講演をいただき、参加される皆様方のお役に立てればと考えて企画をしております。
本日は、アカデミアおよびHPCの2つの分野の巨星であるお二人にご講演いただきます。
おひとりは、前九州大学総長の有川節夫先生です。本日は「情報学の教育研究と大学の管理運営・経営」というタイトルでご講演いただきます。有川先生はご承知のとおり、現代のビッグデータの基礎となる、わが国の発見科学を立ち上げられた方です。知の巨人であるのはもちろん、現場では九州大学の総長として、キャンパス移転など非常に難しい課題をこなされています。通常なら遅れて当然のキャンパス移転を、計画よりも1年前倒しで実現するという手腕を発揮されました。
もうひとりは、HPC分野の巨人、小柳義夫先生です。「京」および「ポスト京」開発の、文部科学省側におけるリーダーと言える存在 でもあります。さまざまな技術的な課題や予算面についても解決してこられており、現在も、HPC計画推進委員会で様々なWGを束ねて、「ポスト京」計画の推進のためにご尽力されています。
本日はこのお二方に、貴重なお時間を頂戴してご講演いただきますので、皆様もぜひ、多くを得て、教育研究活動に活かしていただけ ればと思っております。
そして、最後の懇親パーティで会員同士の懇親を深めることも非常に重要なことと思います。ぜひみなさまご参加いただき、活発に意見交換をしていただければと思います。
本日は、どうぞよろしくお願いいたします。（拍手）
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