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アンケート結果
教育環境分科会 2014年度第2回会合
学生主体の学びとその支援
-テクノロジーをどうつかうのか。 MOOCの活用- [開催済]

講演資料の一括ダウンロード[zip形式] [38MB]
日時 2014年10月29日(水) 分科会 13:30-17:10 / 懇談会 18:30-20:30
場所 ホテルオークラ神戸map
※宿泊の手配は各自でお願いします。事務局での代行手配は行いません(講演者/企画委員を除く)。
参加対象 SS研、IS研、CS研 会員機関にご所属の方
定員 60名(予定)
参加費 分科会:無料 / 懇談会:\500(当日お支払い)
参加申込み
開催済
その他 本会合は、2014年度秋イベント(10月29日:教育環境分科会+科学技術計算分科会、10月30日-31日:合同分科会)の一部です。

開催趣旨

 現代社会は複雑・高度化するだけでなく、その変化も著しく、将来の予測が困難となっている。中央教育審議会では、このように変化の激しい時代に生き残るため、「生涯、学び続け、どんな環境においても“答えのない問題”に最善解を導くことができる能力」を育成することが大学教育の大きな目標であるとしている。このような背景のもと、これからの学びについても学生がより主体的に学ぶかたちが現れてきている、教育環境分科会では、昨年度に引き続いて年間のテーマを「学生主体の学びとその支援」とし、第2回会合は「テクノロジーをどうつかうのか。 MOOCの活用」をサブテーマとして実施する。自律的に学ぶ環境としてのMassive Online Open Course (MOOC)やSmall Private Online Course(SPOC)の取組も本格化してきており、また、そのコンテンツの著作権の扱いについて講演する。さらに教職員やSE, 営業職に加え学習の主体者である学生の参加も積極的に呼びかけるとともに、相互の交流と議論の深化のために懇談会も実施する。

プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。

13:00-受付
13:30-13:35
開催あいさつ
中西 通雄 (大阪工業大学)
13:35-14:25
講演 50分
Q&A 10分
講演1
MOOCなんか怖くない!? 〜Lab.Cloudが提供する「みんなのお手軽MOOC」〜
村上 和彰 (九州大学)プロフィール

MOOC (Massive Open Online Course) の登場によって「学びのスタイル」が大きく変わろうとしているのと同時に、「教えのスタイル」にも大きな変革の波が押し寄せようとしている。大学教員にとってMOOCは脅威なのか?それとも朗報なのか??? 九州大学大学院システム情報科学研究院では今年10月より、「Lab.Cloud (=Laboratory Cloud: ラボクラウド)」を導入。教員は誰でもMOOCあるいはSPOC (Small Private Online Course) をLab.Cloud上で提供可能となった。しかも、通常の実写版講義ビデオ以外にも、アニメ版講義ビデオの作成ツールを用いてお気軽に講義ビデオを作成し提供することが可能である。他にもeポートフォリオ機能、LA (Learning Analytics) 機能も利用可能。九州大学の壮大な実証実験計画を紹介する。

MOOC (Massive Open Online Course)、SPOC (Small Private Online Course)、eポートフォリオ、LA (Learning Analytics)、Lab.Cloud (=Laboratory Cloud: ラボクラウド)
14:35-14:50 休憩(15分)
14:50-15:50
講演 50分
Q&A 10分
講演2
MOOCのインパクトと可能性 〜JMOOC講座「オープンエデュケーションと未来の大学」の事例から〜
重田 勝介 (北海道大学) プロフィール

本講演では2014年7月に開講したJMOOC講座「オープンエデュケーションと未来の学び」の事例をもとに、MOOCの持つ可能性とインパクトについて解説する。講座を実際に担当した講師としての経験、受講者の学習履歴データの分析をもとに、MOOCが「教える側」「学ぶ側」それぞれに対する効果や課題、可能性について議論する。

MOOC、オープンエデュケーション、学習履歴データ、事例紹介
15:50-16:05 休憩(15分)
16:05-17:05
講演 50分
Q&A 10分
講演3
教育のオープン化と著作権制度の課題
渡辺 智暁 (国際大学) プロフィール

講義資料や教材、授業、課題・試験の出題や答案、など教育・学習活動の様々な局面において、教員や学生は著作物を扱っている。本講演ではこの著作権が現状、教育現場で何を可能にし、何に制約を課しているかを検討し、ICTの可能性を活かした教育・学習活動が可能になるためにはどのような制度改革が考えられるかを論じる。なお、著作権に関する予備知識は前提にせず、必要な概念などをその都度解説しながら議論を進めることにする。

オープン教育、著作権、オンライン教材、オンライン教育、ライセンス
17:05-17:10
閉会あいさつ
中西 通雄 (大阪工業大学)
17:10-18:30 休憩(80分)
18:30-20:30
懇談会
MOOC時代の教育コンテンツと著作権
コーディネータ:福原美三(明治大学)
パネリスト:重田勝介(北海道大学)、渡辺智暁(国際大学)

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