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3.5世代PCクラスタを中核とする理研RICC:その狙いと現状、今後

講演者

理化学研究所
姫野 龍太郎

アブストラクト

PCクラスタのこれまでの発展は、第一世代:個人のための高性能計算機システムとして生まれ使われた、数十台から数百台規模の時代、第二世代:多くのユーザーを対象とした高性能計算プラットフォームとなり、数千台の規模での運用に使われるようになった時代、第三世代:要素としてのPCが 2Gのメモリーの制約を超え、マルチコア化し、一万のオーダーとなるコア数のシステムに発展。この第三世代のクラスタに計算用アクセラレータを組み込んで演算性能を高めたシステムを第3.5世代と分類した。理研が8月から運用を開始した RICC(RIKEN Integrated Cluster of Clusters)は 100台の GPGPUボードをアクセラレータとして備え、全体で約9000コアを持つシステムとなっている。次世代スーパーコンピュータの稼働を見据え、そのソフトウェア開発プラットフォームとして万に迫るオーダーでの高並列計算のテスト環境を整備すると共に、価格演算性能比と電力演算性能比の優れたアクセラレータの利用普及を行うことが、このシステムの狙いである。運用状況に関しては現在集計中で、当日報告するとともに、その拡張計画に関しても言及する。

キーワード

PCクラスタ、アクセラレータ、高性能計算、高並列計算、GPGPU

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