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SS研HPCフォーラム2007「ペタスケール時代のコンピュータ技術」 |
青柳 睦 (九州大学情報基盤研究開発センター) |
SS研HPCフォーラム2007、メインテーマを「ペタスケール時代のコンピュータ技術」と題してこれより開催いたします。 私は、企画委員のひとりであります、九州大学情報連携研究開発センターの青柳と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 本日はお忙しいなか、このようにたくさんの方にお集まりいただきました。企画委員を代表して、お礼を申し上げたいと思います。 本日は、非常に盛りだくさんのプログラム内容となっています。まず、海外招待講演として、Burton Smith先生から、コンピュータの使い方におけるパラダイムシフトと言うか、新しい革命的な使い方を紹介 していただきます。 次に、国内を代表する、皆様もご存知の次世代スーパーコンピュータ開発プロジェクトの内容を姫野先生からお話いただきます。 3つめは、最近の傾向であります、通常の超高速ハイエンドのコンピュータを特定のアプリケーションドメイン以外に共用して全国共同利用にまで繋げようとする試みとして、T2Kオープンスパコンの話を石川先生にお願いしています。 4つめですが、実は私自身もアプリケーション開発者の一人として、いたるところに階層を感じざるを得ません。それは、メモリウォール問題に代表されるメモリ階層、インターコネクトの階層性、もうひとつ大事なのは、CPU自身もいわゆるオフロードできるアクセラレータをもったCPUなのかどうか、ということです。この様に段階を経て高速化されていく技術のなかで、GPUを駆使する試みについて伊野先生からご講演いただきます。 最後に富士通からは、日本の要素技術プロジェクトのひとつであります、ペタスケール・システムインターコネクトという、ノード間結合について木村さんからお話いただきます。 それでは、プログラムのとおり17時すぎまで、皆様の活発な討論をお願い したいと思います。皆様よろしくお願いいたします。(拍手) |
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