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会長挨拶




会長:金澤 正憲(京都大学学術情報メディアセンター)


     おはようございます。今回で29回目を迎える合同分科会ですが、昨年まではSC(SuperComputing)の前に実施されていたと思います。今年は初めてSCの後に合同分科会が実施されることになり、11月も終わりのこの時期に開催の運びとなりました。
     SCに行かれた方は、見に行かれた方もいるかもしれませんが、リノには立派な自動車の博物館があるのをご存知でしょうか?その自動車の博物館の中では、地面を走る自動車の中で、最高スピードの500キロを超える記念の自動車や世界一周した車が展示されておりました。また、当然のことですが、博物館なので、昔の1910年代から1970年頃までの車が多数展示されておりました。そこで、自動車というものを見ると、F1で代表されますように、早いスピードで走るという目的で作られた車もあれば、快適にドライブする車、一番の高級車はロールスロイスといった車があります。移動手段としてだけでなく、いろいろな目的を持った使われ方をする車があるように思います。
     この合同分科会も、大学の先生方、研究所の研究者の皆さん、いろいろなところからお見えになられていると思います。それぞれの立場で、どういうコンピュータがいいのか、どういうコンピュータを使い切る技術が求められているのか、その解決策は何なのか、ということを追究していただくのがこの合同分科会の根幹的な意義だと私は思っています。

     今日から、幹事の方々が随分と時間を使って企画していただいた合同分科会です。ぜひ皆さん忌憚の無い意見を交換しあって、より充実した会合にしていただきたいと思います。
     簡単ですが、これで私のご挨拶とさせていただきます。今日一日は長丁場ですが、皆さん、頑張ってください。(拍手)



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