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SS研HPCフォーラム2006「次世代HPC技術が拓く大規模科学技術計算」

開会あいさつ

    青柳 睦
(九州大学情報基盤センター)

 おはようございます。九州大学の青柳と申します。当イベントの企画委員を代表して、私の方から簡単に開会の挨拶をさせていただきます。

 当イベント「SS研HPCフォーラム2006」は、「次世代HPC技術が拓く大規模科学技術計算」というテーマでの開催です。皆様もご存知のとおり、近年の科学技術計算の急速な進歩によりまして、気象、ナノ分野、医療、バイオな ど、いろいろな分野でHPCへの期待が高まっております。
 大規模科学技術計算は、従来のような、高性能を追求するCapability Computingだけではなく、パラメータサーベイや、統計的な処理、またはアンサンブル平均や確率過程で用いるようなCapacity Computingやハイスループットコンピューティングの分野の需要も増加しております。

 そこで今回は、Capability ComputingとCapacity Computingの両面からの事例ということで、エンジニアリング分野、素粒子物理学分野、核融合科学分野から、応用事例をご紹介いただきます。
 そして海外からは、Purdue大学からAhmed H. Sameh博士をお呼びして、科学技術計算分野におけるHPCの現状と将来について、ご講演を賜ります。
 最後に富士通様からは、HPCミドルウェアの今後の展望ということでお話いただきます。

 それでは、本日のプログラム終了まで、活発なご議論、ご討論をお願いいたします。(拍手)


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