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運用管理ポータルは、散在しているUNIXサーバ、スパコン、PCクラスタシステムの運用情報をWebブラウザ上に分かりやすく、効率良く表示する機能です。ポータル構築ツールPOESYと、運用に関する各種情報を表示する部品とで構成されています。POESYの簡易ページ記述言語によって、画面(ページ)の任意の位置に各種情報を組み込み表示することができます。各情報を表示する部品は、ノード情報を表示するとかCPU負荷率とメモリ使用率を表示するなど、それぞれの機能に特化したシンプルなブログラムとなっているため、メンテナンスやカストマイズが可能です。
ここでは、システム内のノード状態を表示するx_node_status.cgi という部品を例にあげます。この部品は上の図の赤の点線の箇所を表示するだけのプログラムですが、簡易記述言語のxinclude文によって、画面の中に組み入れられています。表示するシステムの分だけこの定義を繰り返せば、全てのシステムの稼働状態をこのように一覧表示することが可能です。
運用管理ポータルのその他の機能については、図中の[機能]の箇所に示すようなものがあります。
以上、ポータル関連の3つをご紹介しました。単なるポータルにとどまらず、お客様の成果をそのまま情報発信したり、環境が変わってもお客様自身でカスタマイズできる機能を有するものになっています。

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