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2005年度合同分科会 「IT社会の安全・安心を考える」 システム技術分科会代表報告

大学間連携のための全国共同電子認証基盤(UPKI)構築の構想


■講演内容
  1. はじめに
  2. 全国共同利用情報基盤センターのその連携
  3. 大学間連携のための全国共同電子認証基盤
  4. UPKIのアプリケーション
  5. 大学における公開鍵認証基盤の利用と課題
  6. おわりに

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写真_岡部氏

京都大学 学術情報メディアセンター
岡部 寿男
okabe@i.kyoto-u.ac.jp

 
アブストラクト
国立大学法人化や個人情報保護法施行などを契機として、全国の多くの大学で、それまで部局やサービスごとにばらばらであった認証系を統合した学内統一認証基盤の構築が進められている。大学間連携のための全国共同電子認証基盤(UPKI)は、公開鍵認証基盤(PKI)をベースに各大学の認証基盤を連携させ、大学間の単位互換やE-learningサービス、ネットワークローミング、グリッドによる研究連携など幅広い利用に供するとともに国際連携の橋渡しともなることを企図するもので、次世代の最先端学術情報基盤「サイバーサイエンスインフラストラクチャ」構想の一環として、国立情報学研究所と7大学情報基盤センターの共同事業として検討が進められている。本発表では、本構想の背景、要求要件、解決すべき課題、検討の現状などについて報告する。
キーワード
認証・認可基盤(Authentication and Authorization Infrastructure)、公開鍵認証基盤(PKI)、連携ID管理(Federated Identity Management)、大学間連携、グリッド




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