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会長挨拶




会長代行:金澤 正憲(京都大学)

おはようございます、金澤でございます。この9月30日で前の会長の永安先生が退任され、10月1日から会長代行を任されております。その第一番目の仕事が今日のこの挨拶となりますので、私なりの気持ちを一言お話させて頂きたいと思います。

サイエンティフィックシステム研究会が発足し、はや28年になります。合同分科会は今回で23回目を迎えます。この研究会は、ファミリー会と違って、システムの運用者とベンダーとの間の研究会という性格をもっており、それぞれの立場はあるものの、より良い計算機をつくりたい、より良い計算機をユーザに提供したいという気持ちで集まった研究会であると私は理解しております。

昨日の科学技術計算分科会の懇談会でも話題になりましたが、お互いにより良いものを求めて意見を出し合って、最終的によいプロダクトを出すということを目指して、この研究会をもりあげていって頂きたいと思っております。従いまして、ファミリー会では出てこないような厳しい意見、あるいは激しい議論というものがあって当然だと思っておりますので、皆さん、是非、積極的にご参加頂きたいと思います。

先程も述べた様に、今回で合同分科会は23回目となり、今回は九州大学の天野先生がまとめ役でいろいろ三日間のプログラムを考えて頂きました。この様に23回目を迎えられ、継続は力なりということであり、今後共、より良い計算機環境を求めてわれわれもいくつか貢献できるのではないかと思っております。

今、ざっと会場を見渡しますと、まだちょっと参加者が少ないのかなということと、意外とちゃんと上着をきておられるかた、ネクタイをしめられておる方が多いと感じます。是非、ネクタイを取ってリラックスし、職場に戻れないような格好をして聞いて頂ければ有り難いと思いますので、御協力をお願い致します。

簡単ではございますが、これで合同分科会にあたっての私のご挨拶とさせて頂きます。どうも有り難うございます。(拍手)



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