今年4月から科学技術計算分科会の企画委員・まとめ役を任されている上島です。本日はお暑い中ご参加いただき、ありがとうございます。
本日は、「PCクラスタの新たな展開」をメインテーマに、まず始めに理化学研究所さんより、大規模なセンターマシンとして従来のスーパーコンピュータからPCクラスタに移られた経緯とその運用についてご報告いただきます。
また、富士通からはPCクラスタの製品計画についてご発表いただきます。
昼食を挟んで後半は、PCクラスタのライフサイエンス分野への利用例として、大阪大学蛋白質研究所さんからシミュレーションのご報告を、続いて国立遺伝学研究所さんからPCクラスタによるデータベースサービスについてのご報告をいただきます。
最後に、富士通からは、PCクラスタをより効率的に利用していくためのデータベースツール Shunsakuをご紹介いただきます。
なお、理化学研究所さんのHPCポータルや富士通のOJC,Shunsakuについては、会場後方にデモを設置しました。昼食時間と会合終了後にご覧いただけますので、ぜひ参加されて触ってみてください。
最後になりますが、この科学技術計算分科会は、従来はSS研会員だけが参加できるCLOSEの会が基本であったところ、今回は一般の方々もご参加いただけるフォーラムという形式にしました。この場を通して、相互交流をやっていこうという意図のためです。もしその点でお気づきの良かったところ・悪かったところがございましたら、ぜひアンケートにご記入ください。
今後ともよい会にしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。