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4.教育現場での利用
4.1.初等中等教育

4.2.高等教育

     「情報システムと現代社会」[5]を帝京大学、大阪工業大学等での利用実績がある[7] [8]。この教材は、複数の素材で構成されており、各コンポーネントにはビデオクリップとセルフテストが含まれている。これらを組み合わせ、講義で使われている。また、卒業研究や教育実習時にReKOSを用いた研究・教育活動も始まっている。

4.3.Webページの利用

     ReKOSは、ページ作成時にURLを指定すると、そのWebページを表示することができる。CGI等でテストページを作っておくことによって、学習者の到達度を自動チェック、集計することができる。

4.4.LMSとの連携

     ReKOS及びReKOSに関連するサーバーシステムには、学習者の学習履歴や学習到達度を管理し、学習支援を行えるような機能は今のところ無いが、ReKOSをベースとしたシステム(Actioforma[9])では、LMSシステムと連携し、ReKOSから試験問題等を生成し、LMSでテスト実施、自動採点などが行えた。

5.おわりに


    [参考文献]
    [1]川井和彦他「デジタルコンテンツ用共通プラットフォームの提案」(情報処理学会研究報告「コンピュータと教育」 No.067,pp.71-76,Dec.2002.
    [2]IT戦略本部,"e-Japan重点計画2004",pp.70,IT戦略本部,Jun.2004
    [3]文部科学省科学技術・学術政策局デジタルコンテンツ企画審査会議"デジタルコンテンツ企画審査会議 提言",pp.4,文部科学省,2003
    [4]参照:文部科学省「先進的な科学技術・理科教育用デジタル教材の開発(Rika-e Initiative)」http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/daisuki/020901.htm
    [5]西田知博他「大学における一般情報教育のためのコンポーネント構成型教材の開発」,FIT(情報科学技術フォーラム)第4分冊pp.445-447,Sep.2003
    [6]平井尊士他「5129 理科教育における情報メディアの活用に関する研究(2)」,情報処理学会第66回全国大会,神奈川,Mar.2004
    [7]西田知博他「大学における一般情報教育のためのコンポーネント構成型教材 「情報システムと現代社会」の開発とその展開」,FIT(情報科学技術フォーラム)2004
    [8]中西通雄他「遠隔講義における情報システムのビデオクリップ教材の活用」,平成16年度情報処理教育研究会pp.187-189
    [9]参照:http://www.actioforma.net/topics/jp_200408.html [link error]
    [10]参照:ReKOS,http://atlas.riken.jp/rekos/

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