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データマネジメントを意識したストレージソリューションWG 2006年度活動計画

活動方針

 近年、従来の基幹系業務に加えて画像・音声を用いたサービス、エンジニアリング設計/開発向けPKG、および今や企業・研究活動に欠くことができないE-MAILなどの新しいアプリケーションが急速に成長している。このため、組織で保有するデータ量は継続的に急カーブで増加しており、特にオープンな環境で不特定多数のアクセスをもたらす非構造型データの伸長により、保有データの多様化が顕著となっている。
 そのような環境の中、ミドルウェアからの透過的なアクセス、データ属性を意識しないアクセス、大容量データへの対応、適切なアクセス時間の確保、長期保存への備えなどへの要求も高まり、従来の基幹系ストレージとは異なった新しいストレージソリューションが求められている。
 これらの市場要求を実現させるために、ILM(情報ライフサイクルマネージメント)への取組みが進められているが、非構造型データは基幹業務で使用されるデータや著名なDBMSで使用されるデータ(構造型データ)に比べて、データの管理(セキュリティ、アクセス、バックアップ等)やサービス機能など多くの課題が顕在化しており、管理者への負荷も高まっている。
 そこで、本WGでは、大学・研究所における代表的な業務データを洗い出し、分類を行った上で、どのようなアプリケーションやミドルウェアで管理しているか、または管理すべきか、を検討するとともに、大学・研究所が目指すデータマネージメントを意識したストレージソリューションの明確化とその対応を検討する。

活動内容

活動方針に沿い、具体的な検討内容は、以下を想定しており、2006年度は1〜2項までを活動目標とする。

  1. 各会員機関が保有しているデータ特性(データ種別、処理方式、利用者IF、管理方法等)の洗い出しを実施し、分類整理する。
  2. 分類毎に管理・利用しているアプリケーション/ミドルウェアを整理するとともにあるべき姿に向けた改善項目等を検討する。
  3. 大学・研究所向けストレージソリューションとして備えるべき機能・構成を明確化しその対応を検討する。

進め方

  • 活動期間:2年程度
  • 会合開催:年4回程度

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