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メニーコア時代のアプリ性能検討WG 活動計画

活動方針

  スーパーコンピュータが本格的なメニーコア時代に突入しつつある中、多くのアプリ研究開発者が大幅に増加したコアの有効利用において様々な困難に直面することが予想される。その問題を解決するためには、コンパイラ等のシステムソフトウェアと協調して性能最適化を行う知識と技術が利用者に求められてくる。そこで本WGでは、FX100等の既存環境、及び、ポスト京を視野に入れたARMプロセッサ環境を対象に、コンパイラ、メッセージ通信ライブラリ、性能解析ツール等の改善点について議論し、そのノウハウの集約と共有を行う。また、メニーコア時代に向けて、アシスタントコアを含むプロセッサコアの有効活用についても検討する。

活動内容

 FX100等の既存環境を対象として、メニーコアプロセッサの性能評価やシステムソフトウェア改善について議論する。具体的には、富士通が提供するコンパイラ、メッセージ通信ライブラリ等の問題点・課題点リストに対し、優先順位付けや解決策等について利用者視点で議論し、利用者マニュアルやコンパイラメッセージの改訂を含めた改善策について検討する。また、FX100のアシスタントコアを対象として、プロセッサコアの効果的な利用方法についても検討する。
 ポスト京を視野に入れたARMプロセッサ環境におけるアプリ性能評価を通じて、ARM向けコンパイラ、性能解析ツール等に関する議論を行い、ノウハウの集約と共有を行うとともに、ARM向けコンパイラ等の改善について提案する。
 取りまとめた結果を成果物としてまとめ、2019年度SS研科学技術分科会のイベントにて成果報告を実施する予定である。
 成果物として、「PRIMEHPC FX100 プログラミング & チューニングガイド」、「最先端メニーコア環境利用事例集」、等を想定している。

進め方

  • 活動期間:2年(2017/1〜2018/12)
  • 会合開催:年4-5回、計8-10回程度

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