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タスクフォース「学術機関における研究教育データの長期運用管理のあり方」 活動計画

活動方針

 オープンサイエンスの国際的な活動が急速に進展している。日本においても重要な政策と位置付けられており、データ管理計画(DMP:Data Management Plan)の 義務化や研究データ管理(RDM:Research Data Management)に適したインフラ整備が現実に迫ってきている。このような背景の中、様々な検討会や研究会が設立し、ガイドラインなども提供されつつある。一方で、求められる情報インフラの導入・運用・管理が限られた予算と時間、そして人材不足により十分にできていないのが現状である。
 これからの学術機関は、学位証明、教育データ、研究データなど膨大かつ増加し続ける研究教育データを組織的に長期間かつ安全に管理し、ユーザの要望に応じて柔軟かつ迅速に保存・公開・共有・非公開ができることが必要不可欠になる。
 本タスクフォース「学術機関における研究教育データの長期運用管理のあり方」では、増加し続ける研究教育データと高度化・複雑化する社会連携に貢献し続けるべく、十年以上に渡って研究教育データを管理する際に学術機関として達成すべきミッションを情報技術やシステム運用管理の観点でデザインする。そして、その要件を満たす情報インフラの仕様、運用管理の在り方、関わる組織・人材について制約なしに検討し、学術機関の経営層に向けた提言としてまとめることを目標とする。

活動内容

 日本における研究教育データの長期運用管理の取り組みは、諸外国の学術機関の取り組みを参考にしつつ、データ管理サービス基盤を設計するための課題の洗い出しや機能要件を整理している段階である。
 本TFにおいても、国際的な共有・産学連携を見据えて、データ保存の基準・保護法制・所有権、データキュレーション、セキュリティ、認証など、長期的にサービス基盤を実運用・管理する観点から課題の洗い出しを行っている。その後、ユースケースモデル、年間運用管理フロー、管理項目の提示や導入前後・運用管理時の注意点の整理を行う予定である。

進め方

  • 活動期間:2020年7月〜2022年6月(2年)
  • 会合開催:年4回、計8回程度

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