Scientific System研究会Home システム技術分科会 〜2005年度第1回会合プログラム〜      [印刷用ご案内ご案内]
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最新ストレージ技術とホスティングサービスの事例紹介
SS研会員機関の方、および IS研,CS研,LS研 会員機関の方ならどならでも参加できます

〜終了しました〜
 
1.日時 2005年 9月15日(木) 13:30〜17:35 、懇親会:17:40〜19:00
   (受付開始/デモ実施 13:00〜)
 
2.場所 汐留シティセンター 24階 大会議室map (東京・新橋/汐留)
 
3.開催にあたり   昨年ピッツバーグで開催されたHPCの世界最大規模の国際会議であるSC04で高速ストレージへのアクセスに関するコンテストが初めて行なわれました。
  このように、高速・高性能なストレージシステムは国内外でも最近の注目すべき話題の一つです。本システム分科会では最近のストレージシステムに関する最新の技術情報ならびにその応用に関する話題をいち早くとりあげます。この新しい技術動向をみなさまと一緒に共有し、理解を深めたいと思います。
 
4.プログラム
(敬称略) 
13:00〜13:30 受付 / デモ
13:30〜13:35   開催趣旨あいさつ
岡村 企画委員(九州大学情報基盤センター)
13:35〜14:35
報告:50分
Q&A:10分
  ストレージシステムの管理ポリシーの活用
北陸先端科学技術大学院大学 松澤 照男

ストレージシステムを中心としたシステム管理の現状および課題を明らかにし、ストレージシステムを管理するために指針(管理ポリシー)を設定した。設計・運用の2つのフェーズにわけ、それぞれ存在保障、速度性能保障、セキュリティ保障、可用性保障の4つに分類した。これらを4つの機関に適用し、レーダーチャート方式でまとめ、管理ポリシーおよびそれぞれの機関のシステム評価を行った。さらに、今後の管理ポリシーの展開について議論をする。

【キーワード】ストレージシステム、データ保全、管理ポリシー、レーダーチャート、ILM (Information Lifecycle Management)
14:35〜15:25
報告:40分
Q&A:10分

  ストレージを中心としたリソースの管理とデータの保全
富士通(株)自律システム基盤開発統括部 松本 一志

近年の計算機環境で取り扱うデータ量の急激な増加に伴い、センターの環境は時々刻々変化を求められている。これに対応するためには、これまでの固定した環境だけではなく、変化に対応したリソースの管理が必要になってきた。これに対応するリソース管理と従来にも増して重要になったデータ保全の考え方と富士通の取り組みを紹介する。

【キーワード】 ストレージリソース管理、バックアップ、プロビジョニング、ストレージの仮想化、データ保全
15:25〜15:40 休憩 / デモ
15:40〜16:30
報告:40分
Q&A:10分

  富士通のストレージの最先端技術
富士通(株)ストレージソリューション事業部 篠坂 勉

計算機システムの取り扱うデータに対する要求は、多様化、大容量化の 一途を辿り、もはやストレージとサーバをそれぞれ単独で論じることはできない環境にある。ここでは、高信頼IAサーバのPRIMEQUESTとオーガニックストレージや高速ファイルシステムSRFSを絡めた先端技術で高速性と管理の容易性を兼ね備えたシステムを紹介し、併せて今後のストレージを展望する。

【キーワード】 高信頼システム、オーガニックストレージ、高速ファイルシステム、リソース管理、データ保全
16:30〜17:30
報告:50分
Q&A:10分

 教育用計算機システムのアウトソーシング
    −ストレージシステムのアウトソーシングへの課題−
山梨県立大学 八代 一浩

インターネットが社会基盤となり、大学のネットワークといえども、一定のサービスレベルを維持する必要が出てきている。しかしながら、小規模な大学では、運用を行う人材の確保を行うことが困難であり、外部資源を活用する必要がある。ここでは、教育用計算機システムをアウトソーシングするために、行った検討,設計,開発について紹介を行う。また、分散キャンパスに対応したストレージシステムの配置問題に対して、その課題と対策についても検討を行う。

【キーワード】アウトソーシング、大学ネットワーク、教育システム、シンクライアント、リモートブート
17:30〜17:35   まとめあいさつ
岡村 企画委員(九州大学情報基盤センター)
17:35終了

17:40〜19:00
懇親会 / デモ
・会費 \500 (当日受付にてお支払いください)
・お申し込み時に参加の有無をお知らせください

◆デモ  (プログラム開始前/休憩時間/懇親会 にご覧いただけます)
・vmware(仮想計算機技術)を用いた教育用計算機ハウジングサービス
山梨県立大学
仮想計算機技術として利用されるvmwareを用い、ネットワークを通じて、遠隔からクライアントマシンの管理を行うことを実現している.これにより、Windows Updateのような作業を一元化でき、しかもハウジングサービスとして提供を行うことができる。またHDD、ファイルシステムの不具合時にはディスクレスで運用され突発的なトラブルやクライアントの復旧に対応し、TCOの軽減を図っている。

・Softekを利用したネットワークストレージの効率的な運用
富士通(株)
Softek(ストレージ管理ソフトウェア)から、関係管理機能をご紹介。ハードとソフトをバラバラに管理するのではなく、接続関係や、それぞれに関係するリソースを一括して扱うことで、トラブルや構成変更等の影響を正確に把握し、ミスのない対応をサポートする様子をご覧ください。
 
5.参加費 無料 (懇親会は会費\500)
 
6.申し込み 終了しました。
 
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