13:00-13:30 | 受付 |
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13:30-13:35 |
開会あいさつ 青柳 睦 (九州大学情報連携研究開発センター) |
13:35-14:10 報告:30分 Q&A:5分 |
[1] SPEC in a New Era Matthijs van Waveren Director of SPEC Fujitsu representative to SPEC, OpenMP ARB, Fortran WG Fujitsu Systems (Europe) Ltd
We are entering a new era, where high-performance, low-power consumption systems will be available, that can run a multitude of OS. SPEC develops and supports tools to assist industry in assessing the systems suitable for this new era. A multitude of benchmark suites is available in addition to the well-known SPEC CPU, including HPC specific suites such as SPEC OMP and MPI, and virtualization and power-performance suites. They are used for an objective comparison of systems, and for assisting engineers with product development. We highlight the benchmark suites most relevant for HPC, and describe the industry's first standard power-performance suite. |
14:10-15:00 報告:40分 Q&A:10分 |
[2] T2Kオープンスパコン:新たな運用法と新たな連携 京都大学 中島 浩
筑波大・東大・京大の 3大学が「オープン性」をコンセプトに共同策定した仕様に基づいて調達した T2Kオープンスパコンは、本年6月に各サイトで稼動を開始した。稼動開始と同時に本格運用に入った京都大学では、従来の従量制課金や単純な計算ノード分割とは異なる計算資源の予約利用制度を導入し、多数のユーザからの好評を博している。また T2Kの連携も共通仕様策定を出発点として、共同研究、人材育成、研究支援など、様々な側面で発展を続けている。 |
15:00-15:50 報告:40分 Q&A:10分 |
[3] アクセラレータ技術の現状と今後 九州大学 村上 和彰
高性能科学技術計算(HPC)とアクセラレータとの関係は歴史が長い。ベクトル処理もアクセラレータの一種であり、かつ、その元祖的存在である。ベクトル処理が時間軸方向のデータレベル並列処理だったものを空間軸方向に置き換えたものが現在主流となっている SIMD処理であり、CELLや ClearSpeedがこれに該当する。一方、信号処理の世界もアクセラレータとの付き合いは古い。DSP然り、最近では DAPDNAのように数百個の演算器を 2次元配列に配置したものも登場している。世の中のテクノロジードライバーがコンシューマーエレクトロニクスに移行している昨今、今後の HPC業界におけるアクセラレータの進む方向性について議論する。 |
15:50-16:05 | 休憩 |
16:05-16:55 報告:40分 Q&A:10分 |
[4] 高性能低消費電力プロセッサを実現するアーキテクチャ技術 東京大学 中村 宏
消費電力の増大は、ハイエンドコンピュータにおいてもその性能向上を抑える主要因となってきており、プロセッサのさらなる高性能化と低消費電力化が求められている。 |
16:55-17:45 報告:40分 Q&A:10分 |
[5] ハイエンドテクニカルコンピューティングサーバ FX1について 富士通(株) 青木正樹
富士通は、将来のペタフロップスコンピューティングの実現に向けた研究開発を通じてさまざまな技術的なチャレンジを行っている。ハイエンドテクニカルコンピューティングサーバ FX1は、高性能自社開発クアッドコアCPU SPARC64TMZプロセッサを採用した高性能テクニカルコンピューティングサーバである。当社が長年培ってきたテクニカルコンピューティング分野における技術と経験を投入し、マルチコアCPU時代をリードする新たなハイエンドテクニカルコンピューティングサーバを実現した。本報告では、FX1の概要のみならず実行性能の詳細についても報告する。 |
17:45-17:50 |
閉会あいさつ 水本 好彦(国立天文台天文データセンター) |
17:50-19:30 | 休憩・食事・ホテルチェックイン |
19:30-21:30 |
懇談会「超並列時代のプログラミング」 参加費 \500
モデレータ:九州大学 青柳睦 |