近年、科学技術計算分野のコンピュータ技術は、言うまでもなく急速な進展を遂げており、利用者の期待も高まるところである。会員機関でも、従来のベクトル並列機,汎用機等のシステムに加え、大規模スカラ並列機,PCクラスタといった最新システムの導入例が多く見られ、その傾向は今後さらに拡大されると思われる。 本分科会では、会員機関が必要とするであろう、これらの多様化した環境における利用技術、特に可視化技術の最新動向と最新のサーバについて、その運用,性能の両面から議論を深め、現状の問題解決と将来の方向性について検討する。
□第1回:「変わりゆく可視化技術」
並列化技術の適用により、大規模な可視化や、高度な可視化(VR,立体視等)が実現されつつある。また、これらをPCクラスタを利用して比較的安価に行う試みも行われている。第1回会合ではこれら最新の可視化技術の動向をメインテーマとして、同時に最新のスカラサーバの状況について議論する企画を検討する。 <発表候補> 可視化チュートリアル (分散可視化を含む) クラスタ版AVS 富士通製品紹介:Vislink (会員事例含む) HPC2500のその後 会員事例(性能報告) 富士通からの補足
会員間で導入が進みつつあるスカラ計算機について、各社の最新のMPU、システムの動向から、PRIMEPOWER HPC2500の実性能まで、幅広くかつ錫質的な議論を行える企画を検討する。 <発表候補> マイクロプロセッサの動向(他社比較) HPC2500性能(会員事例:2件) 分科会懇談会テーマ:「本音でしゃべるグリッド」(コーディネータ:姫野企画委員)
開催回数: 年2回 開催日時と開催場所: 第1回会合 : 8月22日(金) 東京地区 第2回会合 : 10月31日(金) 未定 (合同分科会の分科会セッション) 以 上
年2回
第1回会合 : 8月22日(金) 東京地区 第2回会合 : 10月31日(金) 未定 (合同分科会の分科会セッション)