[目次] [1ページ目] [前ページ] [次ページ] [質疑応答]
(11/20)

 次にPRIMEPOWER(UNIXサーバ)とIA(Intel Architecture)サーバを比較する。プロセッサアーキテクチャはそれぞれ特徴があり、PRIMEPOWERは64ビットRISCアーキを採用しているが、IAサーバはIA-32とIA-64の2種のアーキテクチャがある。
 キャシュアーキテクチャでは大きな違いはないが、SPARAC64は全キャシュをECCで保護している。大きな違いは、インターコネクトの性能である。
 PRIMEPOWERはクロスバー方式を採用しており8CPU時でも5.7GB/S、128CPU時には57.6GB/Sと広大なバンド幅を実現している。これはバス方式を採用しているIAサーバとの大きな違いである。このバンド幅によりSMP構成で最大128CPU時までの高いスケーラビリティを実現している。
  2番目の違いはCPU/メモリ/アダプタを含むシステムボードの活性交換機能である。この機能により、システムを停止せずに拡張増設/保守が実現できる。


[目次] [1ページ目] [前ページ] [次ページ] [質疑応答]