NAS Parallel 1.0を用いたVPP5000性能評価

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1. はじめに

　九州大学応用力学研究所（以下応力研）では平成１２年３月に汎用計算機システムを更新し、４月より正式運用を開始した。今回、ベクトル並列演算サーバとしてVPP5000 2PE(19.2GFLOPS,メモリ16GB)を、スカラー並列演算サーバとしてメモリ・チャンネル接続のCompaq AlphaServer ES40 3台(16GFLOPS,メモリ 9GB)を導入した。ベクトル並列演算サーバの選定にあたってはNAS Parallel 1.0を用いた性能評価を行ったのでその結果を紹介する。また既存のスペクトルコードを用いた性能評価も合わせて紹介し、問題点を検討する。