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質疑応答「VPP800 / VPP5000の OS機能について」


−司会− 航空宇宙技術研究所 福田正大

【木村】(発表者: 富士通(株)ソフトウェア事業本部 HPCソフトウェア総括部)
先ほど福田先生の方からご指摘があったメモリの話ですが、OSが使っているメモリは100MB程度で、それ以外にセカンダリPEは 100MBほどコマンドの動作用に必要で、余裕をとって合計で 256MBくらいにしています。プライマリPEや IOPEの場合には、先ほどありました FPFSのキャッシュの話とか、従来ですと UFSのキャッシュなどの領域がさらに必要で、合計で 512MBという値になっています。

【司会】
どなたか質問ありますでしょうか。

【中村】(航空宇宙技術研究所)
並列プロセスの中に4 並列までジョブが入るという話でしたが、そのときに OHPでは、1台の中に 4並列が入るものと、2台で4並列が入るものとありましたが、これは誰がどうやって決めるのですか。

【木村】
一言でいえば、ジョブを流す人の指定、システム管理者の定義などによって決まります。

【司会】
私も朝、OSがずいぶんメモリを食うという質問をしましたが、サードベンダの ISVのソフトで評価したらこうなりました。たぶんキャッシュにたくさん食っていて、おそらくメモリを食うのと性能とのトレードオフみたいなところがあるのだろうと思いました。
では、これで終わります。木村さん、ありがとうございました。(拍手)

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