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まとめ


企画委員:佐藤一雄(核燃料サイクル開発機構)

 今回、第1回ということで、運用の話を中心に会員の方の発表、それから富士通からの運用管理についてのいろいろ方法論の話をいただきました。
 並列コンピュータ自体、運用というのは並列のPE数が多くなればなるほど、運用のやり方もやはりいろいろありまして、これからセンターにとっては一番むずかしい問題になるのではないかと考えております。昔もそうだったのですが、先ほど航研の中村さんからもありましたように、そういうセンタールーチン的なものということが、標準品をやはりメーカーさんがなるべく早く出すというのは必要なのではないか。会員が必要だからということで、会員個々に作成していたのでは、やはり会員がそれをメンテして維持するのも大変ですし、なるべく標準品で対応できるような方向を考えていただければと思っています。
並列処理ということで、各センターにおいて運営ポリシーがいろいろとあると思いますので、そのポリシーを充分くんで標準品と、オプションという形のセンタールーチンを用意し、各センターが独自にセレクションできるような方法を考えていただければ、いまのようないろいろな問題に対して対応できるのかなと考えています。
 これはあくまでも会員、われわれユーザからの富士通へのお願いになるかと思いますが、なるべく標準品を作って、組み合わせでできるというのを考えていただくと、センターの運用もいろいろな形で対応でき、かつ、センター運営に負担がかからないのではないかと考えております。
 今日はどうもありがとうございました。(拍手)


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