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合同分科会 2009年度会合

エコロジー

本会合における新型インフルエンザ対応について

 新型インフルエンザへの対応につきましては下記の通りご連絡いたします。 あらかじめご了承いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

  • 体調不良の方は入場をご遠慮いただく場合があります。
  • 今後の感染状況によっては、会合を延期、または中止する場合があります。
以上
SS研事務局

※ 分科会は終了しました

SS研会員機関の方ならどなたでも参加出来ます。

印刷用ご案内  回覧・掲示にご利用ください

日時

2009年11月26日(木) 9:00〜20:30,27日(金) 9:00〜12:35 (予定)

場所

クラウンプラザ神戸
〒650-0002 神戸市中央区北野町1丁目1 (TEL:078-291-1121(代))
(JR/神戸市営地下鉄「新神戸駅」直結)

開催にあたって

 この数年、「エコ」、「グリーン」を頭につけた言葉が多く見られる。これは地球温暖化問題のみならず、大気汚染など私達の生活を脅かしかねない課題が各方面で意識・検討されているからであろう。一方、「エコ」「グリーン」とはそもそも何を意味するのだろうか。環境維持に関係する言葉としてエコロジー (ecology) がある。元来エコロジーは生物学の一部である生態学という意味であるが、広義には生態学的な知見を反映しようとする文化的・社会的・経済的な思想や活動を指す言葉に転化している。よく、エコロジーとエコノミーは対立軸として捉えられがちだが、これらの言葉の語源はいずれもギリシャ語のオイコス (οικοσ)であり、「家」・「環境」という意味であることは面白い。
 今年の合同分科会のテーマは「エコロジー」に据えました。地球温暖化などエコロジーの課題が人類の生存に関わる問題になってきているという事実を踏まえた上で、国内外の全体的な流れや個別技術に関する多方面の話題をご紹介いただき、「持続可能な開発」や「環境保護」に向けて情報技術に長く関わっている私達もこの流れにどのような貢献ができるのかを討論できる場としたい。

プログラム(敬称略)

※プログラムは予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承下さい。

【ご注意:講演資料について】
合同分科会では、例年と同じく、詳細な予稿集は配付せず、簡単な講師紹介や講演アブストラクトなどを掲載した資料を配付致します。詳細な講演資料が必要な方は、本ページから事前にデータをダウンロードの上、ご参照下さい。データは順次掲載致します。(現地Webサーバからも無線LAN経由でダウンロード可能です(11/25,26のみ))
なお、データは途中で差し替える可能性がありますので、データ掲載日付をご確認の上、最新のデータをご参照下さい。

11月26日(木) -1日目-
司会:天野 浩文 (九州大学情報基盤研究開発センター)
09:00-09:10 [会長あいさつ]
村上 和彰 (九州大学情報基盤研究開発センター)


[開催趣旨説明]
大石 雅寿 (国立天文台天文データセンター)
09:10-10:40 [基調講演]
「地球温暖化予測の科学的基礎」
海洋研究開発機構 野田 彰

 2007年刊行の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」第4次評価報告書では、観測事実として地球温暖化は疑う余地がないと結論づけている。現在、第5次評価報告書に向けて、地球の生態系の応答を考慮した、より包括的な地球システムモデルを用いた地球温暖化予測が進行中である。しかし、一方では、地球温暖化に懐疑的な議論がマスコミを賑わせていることを踏まえ、本講演では、地球温暖化の特徴的な予測結果について、その科学的根拠に重点をおいて解説する。

Keyword:地球温暖化、IPCC、地球システムモデル、地球温暖化懐疑論、地球温暖化のメカニズム

10:40-10:50 [デモ紹介]
岩月 正見 (法政大学)
10:50-11:10 休憩・デモ(20分)
11:10-12:10 [教育環境分科会代表報告]
「エコ・キャンパスの構築 -九州大学伊都キャンパスの試み-」
九州大学 坂井 猛

 九州大学は、大学改革後の大学像を実現する舞台としての新キャンパス建設を推進できる千載一隅の機会を得て、糸島の恵まれた環境のもとに21世紀の新しいキャンパスを建設し、世界的レベルの拠点を構築、展開しようとしている。新キャンパス計画専門委員会に設置された各種の学内専門家が参加するワーキンググループによって、焦点を絞った検討を行い、環境保全や都市構想づくりなどのさまざまな事業を展開してきた。学内の教職員はもちろん、卒業生、在校生、経済界、国の機関、自治体、地元関係者など、多くの人々に支えられたキャンパス整備を行っている。

Keyword:環境、生物多様性、景観、大学キャンパス、学術研究都市

12:10-13:40 昼食・休憩・デモ(90分)
司会:水野 雅彦 (豊田中央研究所)
13:40-15:10 [基調講演]
「地球環境問題とグリーンIT」
経済産業省 竹谷 厚

 地球環境問題に関する国際交渉の状況等を御説明するとともに、今後も予想される情報量増大の中、省エネの観点から大きな役割を果たす、「IT機器自身の省エネ(of IT)」と「ITによる社会の省エネ(by IT)」を両輪とする「グリーンIT」に関して、これまでの具体的取組を踏まえながら御説明する。
 具体的には、「産学官の連携強化」の場としての「グリーンIT推進協議会」による活動、政府による「技術開発の開発支援」、「省エネ技術・製品普及促進」、「環境貢献の評価方法の検討」等の政策展開について御説明する。

Keyword:グリーンIT、IT機器自身の省エネ(of IT)、ITによる社会の省エネ(by IT)、革新技術の開発支援、省エネ技術・製品の普及促進

15:10-15:20 休憩(10分)
15:20-16:20 [システム技術分科会代表報告]
「ウェアラブル・ユビキタスによるグリーン生活」
神戸大学大学院 塚本 昌彦

 これから10年、さらに小さくなるコンピュータを人、もの、場所に取り付けて使うウェアラブル、ユビキタスコンピューティングは、人々の生活に直接的な影響を及ぼす。CO2やエネルギーなどに関する情報を適切に管理、分析、提示することでグリーン生活を強力に推進できる可能性がある。ウェアラブル、ユビキタスのもたらす将来のエコ生活の可能性と、講演者のグループで推進しているアプローチについて述べる。

Keyword:ウェアラブル、ユビキタス、グリーン、エコ

16:20-17:00 休憩・デモ・チェックイン(40分)
17:00-18:00 [文化講演]
「地球温暖化の太陽起源説」
神戸大学 松田 卓也

 地球温暖化問題は鳩山首相が二酸化炭素の大幅削減を国際社会に約束するなど、大きな政治的問題になっている。地球温暖化の原因は、政治的、マスメディア的には、人類の放出する二酸化炭素であるとする説は既定の事実となっている。この説を正統派とか人為説、内因説とよぶことにする。
 しかし、科学的に見て、その説は確立したのであろうか。一部の天文学者、気候学者はそれに対して、懐疑的な立場を表明している。その立場を懐疑派、自然説、外因説とよぶことにする。
 自然説の有力なものとして、太陽活動に地球温暖化の原因を求めるものがある。太陽活動が盛んになると、地球が温暖化するというのである。歴史的には、太陽活動が静かであった17世紀あたりに、小氷期とよばれる寒冷な時期があった。20世紀は現代極大期とよばれるほど、太陽活動の盛んな時期であった。このように地球の気候と太陽活動が密接に関連しているとする傍証はたくさんある。
 ところで最近の太陽活動は異常に静かなのである。太陽周期23が終わり24が始まろうとしているのに、太陽活動の象徴である黒点が一向に現れないのである。そこで一部の天文学者は、これからは地球温暖化どころか、寒冷化の危機すらあると主張している。
 本講演では、地球温暖化の太陽起源説の現状に関して報告する。

Keyword:地球温暖化、二酸化炭素、懐疑派、太陽起源説、地球寒冷化

18:00-18:30 懇親パーティ受付・移動(30分)
18:30-20:30 懇親パーティ
司会:高見澤 秀幸 (一橋大学)
11月27日(金) -2日目-
司会:堀木 豪 (理化学研究所)
09:00-10:00 [特別報告]
「ITのチャレンジ 低炭素社会に向けて」
富士通(株) 橋 淳久

 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、21世紀中に予測される地球の平均気温の上昇を摂氏1.1度から6.4度としています。多くの科学者たちが2度以上の平均気温の上昇は、我々の社会、経済、生命に様々な負のインパクトをもたらすだろうと警告しています。
 こうした状況の中、ITは、社会から何を期待されて、どのような貢献ができるのか?
 今回は、ネットワーク社会を支えるITの環境貢献、また、最先端のコンピュータ・テクノロジーが拓く低炭素社会について、具体的な事例を交えてご紹介いたします。

Keyword:IPCC、IT、ネットワーク、環境貢献、低炭素社会

10:00-11:00 [特別講演]
「エコデザインからサステナブルデザインへ」
東京造形大学 益田 文和

 日本は過去10年間、官民をあげてエコデザインの普及・啓発に努め、世界に類を見ない成果を上げてきた。そうして開発されたエコプロダクツの多くは市場で支持を得て売り上げを伸ばしてきた。その一方でこの間、日本のCO2排出量は増加の一途をたどっており、結果として技術革新が必ずしも社会のサステナビリティに直結しないことが実証された形である。今求められる社会イノベーションとサステナブルデザインについて考察する。

Keyword:エコロジー、エコデザイン、サステナビリティ、サステナブルデザイン、社会イノベーション

11:00-11:20 休憩・チェックアウト
11:20-12:20 [科学技術計算分科会代表報告]
「2100年原子力ビジョン -低炭素社会への提言-」
日本原子力研究開発機構 村上 正一

 近年、人類の活動に伴う化石燃料の使用が気候変動をもたらしているとの認識が定着し、エネルギー安定供給確保と二酸化炭素排出抑制が重要な課題となっている。これを背景に原子力エネルギー開発利用に関する研究を任務とする当機構は、我が国の超長期エネルギー需給シナリオの検討を通じて、適切な技術の導入により対応が可能であることを示した。本講演では、社会的議論の素材として昨年公表した「2100年原子力ビジョン―低炭素社会への提言―」の内容や外部からのご意見について報告する。

Keyword:気候変動、温室効果ガス、エネルギー需給シナリオ、新再生可能エネルギー、原子力

12:20-12:35 [まとめ挨拶]
岩下 武史 (京都大学学術情報メディアセンター)


[アンケート記入]

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