Scientific System研究会Home SS研HPCフォーラム2004 〜プログラム〜   ご案内
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ペタコンピューティングに向けて
** HPCフォーラムは、どなたでも参加可能です。**
コンピュータベンダ様はご遠慮ください。
 
1.日時2004年10月08日(金) 10:30〜17:20  懇親会17:30〜
 
2.場所汐留シティセンター24階 富士通(株)本社「大会議室」 [地図]
 
3.ご案内 昨今、コンピュータで扱うデータは爆発的に増大し、処理は多様化しています。それらを処理するコンピューティング環境はペタフロップスの領域に迫っています。そこで今回は、コンピュータの最新動向を始め、ペタコンピューティング環境の構想やペタ環境を必要とする利用事例として天文とバイオ(創薬)の講演をして頂きます。さらにペタへと向かう開発言語の動向と取り組みもご紹介します。また海外からは、長年に渡り高性能並列アーキテクチャの研究を続け、ペタフロップスコンピューター開発の国家プロジェクトHTMT(ハイブリッド・テクノロジー・マルチスレッド)で開発リーダーを務められたThomas Sterling博士(カリフォルニア工科大学兼NASAジェット推進研究所(JPL))に米国のペタフロップスプロジェクトについて講演頂きます。Sterling博士は、大規模PCクラスタBeowulfの創始者でもあり、現在ではDARPA HPCSプロジェクトの一つCascadeプロジェクトの重要メンバーでもあります。HPCフォーラムはSS研会員に限らずどなたでもご参加頂けます。 お誘い合わせのうえ是非ご参加ください。
 
4.プログラム(敬称略)
10:00〜10:30受付
座長 : 水本好彦 (国立天文台天文学データ解析計算センター)
10:30〜10:40
開催趣旨説明
岩宮敏幸 (宇宙航空研究開発機構総合技術研究本部)
10:40〜11:40

講演 50分
QA 10分
「HPCアーキテクチャの今後」
Future of HPC Architectures
 
HPCマシン,スーパーコンピュータのアーキテクチャはこれまで,その時代その時代で利用可能な最先端の半導体技術,コンピュータ技術,ならびに,研究開発投資を回収するためのビジネスモデルの双方に大きく依存して推移してきた。すなわち,ベクトルコンピュータ,MPP(Massively Parallel Processor),SMP(Symmetric Multiprocessor)クラスタ,PCクラスタ,といったアーキテクチャの推移である。
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11:40〜12:40

講演 50分
QA 10分
「ペタコンピューティングの世界」
The Universe of Peta-Computing
理化学研究所 戎崎俊一
 
米国におけるブルージーン計画、日本におけるプロテイン・イクスプローラ計画、GRAPE-DR計画など、ペタフロップス級の計算機の建設が現実のものとして語られるようになってきた。
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12:40〜13:50昼食
座長 : 三浦謙一 (国立情報学研究所)
13:50〜15:00

講演 60分
QA 10分
海外招待講演
"The MIND Architecture for Practical Trans-Petaflops Computing"
Dr. Thomas Sterling, California Institute of Technology
 
Even as the Earth Simulator continues to dominate high end computing after more than two years of successful operation, plans are underway by several teams to design and implement Petaflops-scale computing systems by the end of this decade; a performance gain of more than 25X.
FULL ABSTRACT >>
 
※講演は英語になります。(通訳なし)
15:00〜15:20Coffee break
座長 : 青柳睦 (九州大学情報基盤センター)
15:20〜16:20

講演 50分
QA 10分
In silico創薬」
In silico Drug Discovery
東海大学医学部医学科 平山令明
 
ゲノム解析と構造生物学がもたらす医薬品の標的分子に関する情報は、近年極めて急速に増加している。これらの情報を有機的に活用し、より有効な医薬品分子の開発を主としてコンピュータを用いて迅速かつ正確に行うのがin silico創薬の目的である。
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16:20〜17:15

講演 45分
QA 10分
富士通報告
「ペタコンピューティングに向けたプログラミング・パラダイムの課題と展望」
Technological Issues and Prospect of Programming Paradigms for Peta-computing
富士通株式会社ソフトウェア開発部 岩下英俊
 
ペタコンピューティングを実現するハードウェアの飛躍的な進歩に比べて、プログラミング・インタフェースの進歩はこの10年非常に緩やかだったと感じられる。MPIのような並列性と通信・同期のすべてを指示しなければならないスタイルが、この先いつまでも主流なのだろうか。自動ベクトル化が成功したように、自動並列化の時代は来るのだろうか。
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17:15〜17:20
まとめ
岩宮敏幸 (宇宙航空研究開発機構総合技術研究本部)
17:20終了
17:30〜19:30
 
懇親会
 
5.定員 150名 (定員になり次第受付終了とさせて頂きます。)
 
6.参加費
会合(10:30-17:20) --- 無料
懇親会(17:30-19:30) --- \3,000
  
7.申し込み 終了しました。
 
8.その他 会場周辺ご案内
ホテル : ロイヤルパーク汐留タワー
ホテル : ヴィラフォンテーヌ汐留
ホテル : その他、お台場・汐留・新橋・品川地区ホテル *じゃらんネット
エリア情報 : 汐留
エリア情報 : 汐留シオサイト