Scientific System研究会Home研究教育環境分科会 〜第2回会合プログラム〜
研究教育環境分科会TOPに戻る

# 一部プログラムが変更になりましたご了承ください。
ITを活用した授業支援−ユビキタスラーニングと情報管理−
 
1.日時2005年10月26日(水) 13:30〜17:30   [受付開始:13:00〜]/  懇談会:19:00〜21:00 
 
2.場所ホテル ラフォーレ東京
 
3.開催にあたって
     2002年度より、研究教育環境分科会では、e-Learningにテーマを絞り活動してきました。e-Learningとは何か、その可能性を探り、活用事例を中心に事例研究を行っています。その間、各大学でのe-Learning導入も立ち上がりを見せ始めてきています。それに伴い、e-Learningの意味するところが、WBT(Web Based Training)中心のシステムから「授業支援」や「教育の情報化」へと拡がり始めました。また、授業支援へのIT活用という観点からみると、出欠確認等への携帯電話やICカード活用が進められています。
     今年度はこれまでの流れを受けた上でより高所から全体を俯瞰すべく、「ITを活用した授業支援」を全体テーマとしています。第2回目の今回は、ITの活用により、ユビキタス化する教育環境とその情報管理について事例研究を行い、その対応の拠りどころを探ります。
     夜は、懇談会の場を用意します。昼間とは違ったざっくばらんな雰囲気で、皆さんの親睦を深めて頂きたいと思いますので、ふるってご参加ください。
 
4.プログラム(敬称略)
司会 : 高見澤企画委員
13:30〜13:40
 開催趣旨
佐藤企画委員(大阪教育大学情報処理センター)
13:40〜14:30

報告:40分
Q&A:10分

 [基調講演]
変動と多様性の社会でのu-学び(Universal and Ubiquitous Learning)
学習開発の方法論と設計手法
佛教大学 教育学部  西之園 晴夫  
ユビキタスITの発達によって、教えることと学ぶこととの関係が逆転しつつあります。20世紀には大学から小学校、幼稚園にいたるまできわめて組織的な教育が行なわれて、世界でもっとも成功した国でした。しかしいま中学校段階での不登校生徒の増加、ニートの急増など、個人の学習ニーズに学校組織が対応できなくなっています。その反面、ケータイによる英語学習、テレビ視聴、さらにはインターネットの活用が身近になっています。このような学習の開発の方法論と設計手法を具体的に紹介します。
【キーワード】
ユビキタス情報社会、,変動社会、多様性社会、学習開発、ケータイ
14:30〜15:20

報告:40分
Q&A:10分

 授業への携帯電話の利用をめぐって
明治大学 情報コミュニケーション学部   和田  悟  
教具として携帯電話を位置づけることにより、教員は自分の授業の見直 しを迫られる。携帯電話を使うことにより、学生に授業の内容への注意 を喚起することができるが、教員が、授業のもっとも重要なポイントに 絞り、明確化しなければならなくなるからである。さらに、経験から、 大教室の講義で知識確認の小テストなどをするにも、携帯電話向け作問 作法が必要ではないかとの思うにいたった。PCによる知識確認テスト 作成の経験も踏まえ、携帯電話向け自習教材を作成するのに必要と思わ れるポイントについて述べる。
【キーワード】
携帯電話、授業改善、教材作成
15:20〜15:40
休 憩
15:40〜16:30

報告:40分
Q&A:10分

 KVC(KEIDAI Virtual Campus)ポータルサイトの構築事例
大阪経済大学 情報処理センター  平田 百合  
KVC(KEIDAI Virtual Campus)は、実学を追求する大阪経済大学の姿をIT環境上に実装し、学生個人の夢の追求・実現を支援することを目標としている。
学生個人用のポータルサイトを構築し、学内に既に存在する各種データベースを統合し、情報提供を行う窓口の一元化を図ることにより、各システムの利便性を高め、学生の情報活用を促進する。
本稿では、ポータルサイトの構築事例とe−ラーニングの実践について報告する。
【キーワード】
ポータルサイト、データベースの統合、キャリアサポート、e−ラーニング
16:30〜17:20

報告:40分
Q&A:10分

 大学の教育コンテンツ情報発信と著作権
−教育関係者が知っておきたい著作権−
メディア教育開発センター   尾崎 史郎  
OCW (Open Course Ware)など、大学からの教育コンテンツの情報発信が盛んになっている。教育コンテンツには多くの著作物が用いられているが、大学の授業と情報発信とでは、著作権法上の取扱いが大きく異なっている。そのため、本稿では、教育関係者が知っておくべき著作権の基礎知識と、情報発信を行う際の留意点について報告する。
【キーワード】
著作権、著作権の制限、教育コンテンツ、情報発信
17:20〜17:30
 まとめ
佐藤企画委員
17:30〜19:00
休 憩・夕 食
19:00〜21:00
 懇談会「個人情報よもやま話」
2005年4月、個人情報保護法が施行されました。それぞれ大学でも個人情報の取り扱いについて、試行錯誤されていると思います。ここでは、文字に出来ない「あんな話」や「こんな話」をざっくばらんに情報交換しつつ、大学での個人情報の取り扱いについて語り合いたいと思います。
話題提供   大阪経済大学  家本  修  

 
5.お申込み
終了しました。
6.お断り
研究教育環境分科会への参加費は、無料です。
ただし分科会等懇談会に参加される場合は、"合同分科会参加費" として別途頂戴いたします。(2,000円:3日間共通)
参加費、宿泊等の詳細は、合同分科会ページをご覧下さい。

研究教育環境分科会TOPに戻る
HOME

All Rights Reserved, Copyright©サイエンティフィック・システム研究会 2005
SS研事務局