教育環境分科会 2019年度活動計画
活動方針
ICTを活用した大学の教育には、LMS (Learning Management System)などの管理システムと、e-learningコンテンツや教授法などの教育内容の双方の充実が必要である。教育システムが導入していてそれを活用する新たな教育内容を開発されたり、教員や学生の求める教育内容を実現するような教育システムが検討されたりと、これらは補い合って発展していくものである。
教育環境分科会では、昨年度に引き続き「学習者と教授者を支える教育環境」をテーマとし、教育システムと教育内容の両面を取り扱っていきたい。
夏のSS研教育環境フォーラム2019では、教育用コンテンツの作成に深くかかわる著作権法第35条改正の問題を取り上げる。有償著作物とオープン利用可能な著作物の双方を活用し、どのように教育コンテンツが変わっていくのかについて議論を深める。秋の会合では、教育用システムとして重要なLMSの将来について考える。
活動内容
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SS研教育環境フォーラム2019
■メインテーマ:「学習者と教授者を支える教育環境 -アクティブラーニングの光と影-」
■開催日/場所:2019年8月29日(木) / 富士通本社
■具体的内容:
- 「タイトル未定(著作権法改正の概要に関する話題)」 / 秋山 卓也 (大阪大学)
- 「タイトル未定(オープンコンテンツに関する話題)」 / 重田 勝介 (北海道大学)
- 「タイトル未定(アクティブラーニング、PBL、FDなどに関する話題)」 / 長尾 徹 (千葉工業大学)
- パネルディスカッション「教材開発の課題と将来」 / ファシリティター:隅谷 孝洋 (広島大学)
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教育環境分科会2019年度会合
■メインテーマ:「つながる拡がるLMS -(サブタイトル未定)-」
■開催日/場所:2019年10月24日(木) / ANAクラウンプラザホテル神戸
■具体的内容:第2回企画会議で詳細を検討予定