日時 | 2011年10月19日(水) 分科会 13:30-17:20(受付13:00-)/懇談会 18:30-20:30 |
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場所 | ANAクラウンプラザホテル神戸 (〒650-0002 神戸市中央区北野町1丁目 TEL:078-291-1121(代)) |
参加対象 | SS研,IS研,CS研の各会員機関の方ならどなたでも参加いただけます。 |
参加費 | 分科会:無料 / 懇談会:\500 (当日お支払い) |
その他 | 堅苦しくない雰囲気で討論ができるように、くつろいだ服装でご参加下さい。 |
参加申込み受付は終了しました
教育環境分科会では、第2回会合のテーマを「ワクワクするキャンパス」に設定して、企画を進めて参りました。実はこのテーマは昨年度と同じで、昨年がたいへん好評でしたので、今年度も引き続いて取り組んできております。
今回は、二つの事例をご紹介いただきます。一つ目は、文系学生を対象とした社会人基礎力教育で、「こんなに打ち込んで勉強したのは大学生活で初めてのこと」と学生に言わしめるような成功体験の事例です。二つ目は、理系の大学生が韓国の大学生たちと共同でもの作りをしたプロジェクトです。二つの事例を通して、教員がどのような環境を用意し、いかに学生のスイッチを入れるか、そして学生たちが目を輝かせて得たものは何かなどを討議いたします。
夜の懇談会は就業力についてです。昨年度から文部科学省で就業力育成事業が実施されております。それを受けて各大学では、学生が卒業後も継続して人生を切り開いていくための就業力を持てるように、キャリアデザインなどの授業科目を開講するなどの改革をはじめています。一方で産業界の求める就業力もあります。就業力のめざすものは何か、社会人基礎力との違いはあるのか、産業界とのミスマッチは無いかなど、皆様とご一緒にざっくばらんに意見交換できれば幸いです。
13:00- | 受付 |
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13:30-13:40 |
[開会あいさつ] 中西 通雄 (大阪工業大学) |
13:40-15:10 講演 80分 Q&A 10分 |
[講演1] 社会人基礎力の育成と自己評価能力向上への取り組み −武蔵大学における三学部横断型ゼミナール・プロジェクト− 武蔵大学経済学部 笠原 一絵 [プロフィール]
三学部横断型ゼミナール・プロジェクトでは、経済学部、人文学部、社会学部の学生がそれぞれの専門性を活かしながら、企業からの課題に対して協働して解決していく点に特徴がある。そのプロセスを通じて、学生の社会人基礎力を育成するとともに、自己評価能力を向上させることが可能となっている。
[Keyword]社会人基礎力、自己評価能力、CSR報告書、SNS、BtoB企業、キャリア・コンサルタント本ゼミナールを履修した学生は、口を揃えて「こんなに打ち込んで勉強したのは大学生活で初めてのこと」と述べる。本講演では、学生がそんな達成感を得られる授業の仕組みや工夫点などについて紹介する。 [講演資料] |
15:10-15:40 | 休憩 (30分) |
15:40-17:10 講演 80分 Q&A 10分 |
[講演2] 熊本大学工学部 日韓合同デザインキャンプ2010 −"ものづくり"で学生をやる気にさせるプロジェクト− 熊本大学工学部附属 革新ものづくり教育センター 大渕 慶史 [プロフィール]
平成22年8月13日〜20日、韓国釜山の東亞大学にて、日韓合同デザインキャンプが開催された。熊本大学工学部の学生32名が参加し、東亞大学の学生と混成グループを組んで、「自然エネルギーを利用した省エネ機器の開発」というテーマで、ものづくりコンテストを行うものであった。
[Keyword]ものづくり、創造性教育、エンジニアリングデザイン、国際交流、コミュニケーション 限られた時間で両大学の学生共に全力を尽くして作品を製作し、最終審査に臨み、大きな達成感を得たようである。最後はどのグループもほとんど寝ずに作品づくりをしていたが、その割には送別会では大変なはしゃぎ様でパワフルさを感じた。帰りのバスの中で数人の学生に感想を聞いたが、異文化に触れ、異国の学生に触れ、自分の心の中がかなり変化した様子を話してくれた。今回の最大の目的である熊本大学の学生と東亞大学の学生との友好促進は果たせたようである。 [講演資料] |
17:10-17:20 |
[閉会あいさつ] 中西 通雄 (大阪工業大学) |
18:30-20:30 |
[懇談会] (会費:\500) 大学教育とその就職 司会 大阪工業大学 中西 通雄 話題提供 「産業界が求める就業力の考察 −大学のDiploma Policyと企業の求めるemployability−」 就業力育成支援コンソーシアム 宇野 和彦 |