Scientific System研究会Home研究教育環境分科会 〜活動計画〜
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(1) 活動方針
 今年1月、定員割れで経営に行き詰まった大学が休校に追い込まれるというショッキングな記事が新聞に掲載された。「少子化」「大学全入時代(2009年)」「第3者評価制度の導入」等、大学を取り巻く環境の変化は厳しさを増している。この危機を好機と捉えた大学は生き残りをかけ様々な挑戦に取り組んでいる。その取り組みの一つにe-Learningがある。個性輝く大学を目指し、学生満足度を向上させようと積極的にe-Learningを取り入れ、成功した大学が出現し始めている。
 本分科会では、「e-Learningは教育を変えるか?」をメインテーマに、e-Learningへの先進的な取り組みについて事例研究を行うとともに、e-LearningがLearningそのものとなり、教育と分かち難い存在となりうるのか議論を深め、その展望を探る。
(2)活動内容
□第1回会合   9月5日(金)

 メインテーマ: 「e-Learningは教育を変えるか? −学生に選ばれるe-Learning−」

e-Learningへの先進的な取り組みについて、事例研究を行う。

プログラム: (敬称略)
(1) 阪大フロンティア研究機構 事例紹介 (阪大frc 坂井均也)
(2) 熊本大学総合情報基盤センター 事例紹介 (熊本大 秋山秀典)
(3) 古今和歌集パラレルデータベースと公開システム/e-Learningシステム (総研大 及川昭文)
(4) 命令セットアーキテクチャ 事例紹介 (日大工 山本登)
他 デモ

□第2回会合  10月31日(金) (合同分科会の分科会セッション)

 メインテーマ: 「e-Learningは教育を変えるか? −e-LearningからLearningへ−」

e-Learningの将来像を探り、Learningそのものになり得るのか議論を深める。

プログラム: (敬称略)
(1) e-Learningの現状と将来<基調講演>(NIME 吉田文)
(2) 東北大学インターネット大学院(東北大 渡部信一)
(3) e-Learning向け動画コンテンツ総合・検索技術紹介(富士通研 直井聡)

分科会懇談会  10月30日(木) 19:30〜21:30
テーマ: 『次世代のe-Learningを考える』
コーディネータ:佐藤企画委員
話題提供:家本企画委員
富士通インフォソフトテクノロジ

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