SS研では、大学・研究機関を中心とした科学技術分野の会員により、(1) コンピュータ・サイエンスに関する技術・情報交換、(2)問題解決のためのディスカッションなどを目的に、分科会/WGを中心に活動が推進されている。 分科会/WGでは、技術の変化/環境の変化を先取り、あるいはそれらを適切に反映し、活動内容が企画・実施されている。 図1.分科会活動の変遷(PDF 11KB) 図2.製品開発の歴史と情報システムの動向(PDF 9KB) 20年間の活動の歴史を振り返ってみると、SS研設立後の前半10年は汎用機システムをインフラとした研究が推進されていた。 後半の10年はオープン化の流れの中で、オープンシステム、オープンネットワークをインフラとした研究が推進されてきている。(下表参照) また、汎用機システム中心の時代は、分科会活動として、TSS、日本語処理、MSSなど、コンポーネントに焦点をあてた研究が行なわれてきている。 一方、オープンシステム中心の時代は、分科会活動として、UNIX、ベーシックソフト/ハード、応用システムなど、システムに焦点をあてた研究が行なわれてきている。 オープンネットワーク中心の時代は、分科会活動として、システム技術、利用/運用技術など、ネットワークで統合されたシステムに焦点をあてた研究が行なわれてきている。