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乾杯挨拶


幹事 松澤照男(北陸先端科学技術大学院大学)

 松澤でございます。乾杯の音頭はSS研の幹事が交代でしていまして、今回の総会の懇親会は私に回ってきたようです。

 先ほど、黒川社長から富士通も普通の会社になったとのお話があり、私たちともにお喜び申し上げたいと思います。富士通総研経済研究所の島田理事長の講演では、日本経済は非常に回復しているとのことで、私たち理系の人間には、経済現象はなかなか理解しにくいのですが、何となく経済の回復している感覚は捕まえられたように思います。これも、ともにお喜び申し上げたいと思います。

 森田常務のお話の最後に2001年宇宙の旅のHALの話しが出てまいりました。私たちのように古い世代の人間は、映画の話が出てきますと同じように古い映画の話を出したくなるものです。皆さまの中にはミクロの決死圏という映画をご存知の方もいらっしゃるかと思います。ロケットにのった医者たちがともに小さくなって、生体の中に飛び込んで治療するという映画です。現在のITがこれだけ進んできて、仮想的ではありますが、生体の中に飛び込んでいける時代になりつつあると思います。いわゆる没入感をもったバーチャルリアリティの世界の話です。さらに、ついでに言わせていただきますと、今年の合同分科会はIT社会の未来を予測するという非常にすばらしいタイトルを考えておられるとのことです。このようなタイトルで皆さんと議論を深めると、SS研がますます発展していくのではないかと思います。

 最後に、今年度からSS研は金澤会長、佐藤副会長の体制に変わり、体制が変わることにより、さらなる飛躍の年になるのではないか期待しております。

 それでは、SS研、富士通さん、それから会員の皆さまのますますのご発展を祈念して、

乾杯!!

 どうもありがとうございました。(拍手)


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