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中締め挨拶


防災科学技術研究所 佐藤 一雄

ただいま、ご紹介に預かりました会計幹事をやらさせて頂いています、 防災研の佐藤でございます。 「あれ、佐藤は防災研?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、 実は防災研の前に、二十数年間、動燃におりました。

原研と動燃の統合とか、宇宙機関三機関統合とか、 今まさに行財政改革が進められています。 そのような中で、嵐の中に乗り遅れ、 やむなく脱落した人間が私でございます(笑)。 ここにいらっしゃる、荻田先生には昔から叱咤激励をされている人間です。 そんな私がSS研の神輿をかつぐことができるのかと思いつつ、 SS研のメンバーの一員としてやらせて頂いております。

秋草社長がおっしゃいましたが、世の中は景気が悪く、閉塞感が漂っています。 国の機関もご多聞にもれず、統廃合等の嵐が吹き荒れており、 本当に日本は科学技術をちゃんとやるつもりがあるのか、 といった疑問が私の気持ちの中にあります。 国の機関が独立行政法人になって本当にちゃんとやっていけるのか、 などと客観的に、第三者的な形で見ております。旧科技庁の方々に、 「国研をつぶす気か」と、いう風に聞いたことがあります。 その時、彼らは「いや、scrap & buildをしたい」、と言っており、 それが彼らの本音のようです。 そのような中で、富士通さんを含めた我々が、 相互協力しあって頑張っていきたいというのが、私の願いです。 そういう意味で、私としては、SS研内においてプロジェクトを立てる、 あるいは、新しい施策をやる、といった気概を是非、 世の中に発信していきたいと思っています。

私も縁あって、もう30年近くコンピュータをやらせて頂いています。 その30年の中で、いろいろな思いがありますが、やはり、 棺桶に片足をつっこむときには、こういう仕事をやっていて良かったと、 思いたい。こんなことを言うと、皆様に不謹慎だと言われかねないですが、 私はそういう思いでSS研の幹事をやらさせていただいております。

つたない幹事ですが、ぜひ会員の皆様のご協力を受けて、 SS研を盛り上げて行きたいと思います。 やはり、富士通にとってもSS研自体が一つのステータスであると、 私は認識しています。このステータスをさらに高めるべく、 ぜひ富士通全社員の協力と、SS研会員の皆様のご協力を賜りたい、 そういう思いで、話をさせて頂きました。 ぜひ、今後とも皆様のご支援、ご協力を賜り、SS研、富士通ともども、 更なる発展をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。

それでは僭越ながら、関東一本締めということで締めさせて頂きたいと思います。 それでは、お手を拝借。よぉーっ、パン!! どうもありがとうございました。 (拍手)


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