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中締め挨拶


前幹事 : 谷口友彦(前大阪教育大学)

ただ今、ご紹介にあずかりました谷口でございます。
私は、元大阪教育大学におりましたが、現在は自由な身分でございます。

私がSS研に係わったのは、前に国公立情報システム研究会(IS研)との関係で何かSS研にもコントリビューションがあってもいいのではないかということがきっかけでした。一応1年の契約でSS研究会に参加させていただいた訳ですが、いつのまにか6年間が過ぎ、今日の退任となりました。

SS研での6年間は、私にとっては大役でしたが、皆様方のご支援で、何とかここまで持ち応えてまいりました。研究教育関連分科会や合同分科会、ニュースレター編集委員会といった活動の中で、いろいろな方々とフレッシュな出会いがあったと思います。我々の大学は教員養成大学ですので、教育界については、非常にいろいろなコンタクトやコネクションがありました。しかし、民間企業との接触は皆無に近く、SS研の活動に加わらせていただきまして、民間企業の分野のこともいろいろと勉強させてもらいました。普通、このような活動は、Give & Takeといわれておりますけれども、私にとっては、Takeの方が大きかったかなという印象をもっております。特に、コンピュータ関連については、今でも「コンピュータは自分でプログラムを組むものだ」というのが私のコンピュータの使い方なのです。新しいコンピュータについては、自分自身ではほとんど使いこなせないような状況で6年間、お付き合いさせていただきました。私は、センターではマネージメントが主で、実際の現場は若い先生方にお任せしていて、非常に身勝手なことをやってきました。しかし、SS研の活動に参加させていただき、新しいコンピュータについても、見方とか考え方については、いろいろ勉強させてもらいました。また、センターの運営面でも、何か判断を求められるケースでは、SS研活動で助けられることがよくあったという印象をもっています。

SS研の活動は、IT社会において非常に重要になってくると思っています。富士通にユーザの声をどの程度聞いてもらえるか分からない点もありますが、このようなユーザと富士通が一体となったSS研が、より良いIT社会の中核作りに貢献していただければ、日本のIT技術のさらなる進展になるのではないかと私は思っています。

今後のSS研の発展、さらには富士通のIT社会への貢献というものをお願いしまして、私の退任の挨拶とかえさせていただきます。

ほんとうにどうもありがとうございました。(拍手)


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